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米国公認会計士(USCPA)の出願州はどう決める?【2つのポイントあり!】

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困った君
困った君
USCPA試験を受けることにしたよ。USCPA試験って全米共通の試験だけど、出願先は各州なんだって。

どの州に出願するか決めないといけないけど、決められなくて困ったな。

どこ
どこ
出願州を決めるのは悩むよね。

どこも、USCPA受験生のときに悩んだからわかるよ。

USCPAのどこが、どのように決めたらよいか、アドバイスするね。

USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。

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USCPAの出願州を決める【2つのポイントあり!】

USCPA試験の出願州を決める【2つのポイントあり!】

USCPA試験の出願州を決めるのには、2つのポイントがあります。

2つのポイントを押さえておけば、USCPA試験の受験に至らないということになりませんし、USCPA試験合格後に資格がキャリアに活かせないということにもならないでしょう。

 

USCPA試験の出願州を選ぶ際の2つのポイントは以下のとおりです。

USCPA試験の出願州を選ぶ際のポイント

  1. USCPA試験の受験条件(受験資格)を満たしやすい州を選ぶ
  2. USCPAのライセンスが取りやすい州を選ぶ

それぞれのポイントを確認し、ポイントに従って実際に出願州を選んでみることにしましょう!

 

 

ポイント1:USCPA試験の受験条件(受験資格)を満たしやすい州を選ぶ

USCPA試験の受験条件(受験資格)を満たしやすい州を選ぶ

USCPA試験の出願州を選ぶ際の2つのポイントの1つ目は、USCPA試験の受験条件(受験資格)を満たしやすい州を選ぶことです。

 

USCPA試験の受験条件(受験資格)は、州によって異なります。

よって、各州の受験条件(受験資格)を確認して、自分に最適な出願州を選ぶ必要があります。

出願するための条件

  1. 学位要件:4年制大学卒業の学位である「学士号」
  2. 単位要件:「会計単位」と「ビジネス単位」を一定数以上取得

 

学位要件については、短期大学卒の学位である「準学士号」でも可能な州や、大学在学中に出願可能な州があります。

受験条件(受験資格)を早く満たせれば、早く受験することができ、早く合格にたどり着きます。

 

 

ポイント2:USCPAライセンスが取りやすい州を選ぶ

USCPAライセンスが取りやすい州を選ぶ

 

USCPA試験の出願州を選ぶ際の2つのポイントの1つ目は、USCPAライセンスが取りやすい州を選ぶことです。

 

USCPA試験合格後のステータスは、大きく分けると2つに分かれます。

合格後のステータス

  1. 合格(Pass):4科目合格した状態を指します。履歴書などに「USCPA試験合格」と書くことができます。転職やキャリアアップのためにUSCPA試験を受けた場合、このステータスで十分です。
  2. ライセンス(Lincense):4科目合格後、実務経験を積んだ上で、出願した州の認可を受けて、米国公認会計士としての実務を行えます。名刺に「USCPA」と書けるようになります。

名刺に「USCPA」と書きたい場合や、対外的に「USCPA」と名乗りたい場合、ライセンスを取得する必要がありますので注意しましょう。

 

監査法人での実務経験以外でも実務経験として認められる州があります。

ですので、一般事業会社での実務経験しかない場合でも、ライセンスが取得できる可能性があります。

 

 

USCPA試験の出願州を2つのポイントに沿って選ぶ

USCPA試験の出願州を2つのポイントに沿って選ぶ

それでは、実際にUSCPA試験の出願州2つのポイントに沿って選んでいきましょう。

 

USPA試験の出願州を2つのポイントで選ぶ

  1. USCPA試験の受験条件(受験資格)の満たしやすさ
  2. USCPAライセンスの取りやすさ

 

(1)USCPA試験の受験条件(受験資格)の満たしやすさ

USCPA試験の出願州を選ぶ際の2つのポイントの1つ目、USCPA試験の受験条件(受験資格)の満たしやすさで選んでみましょう

 

①学位要件

  1. 卒業見込みで受験したい場合:アラスカ州、グアム
  2. 4年制大卒の学位がない(短大卒、4年制大中退、3年制大学卒業)場合:モンタナ州

 

②単位要件

  1. 会計15単位だけで出願が可能:アラスカ州
  2. 単位要件が満たない状態で出願が可能:グアム

 

(2)USCPAライセンスの取りやすさ

USCPA試験の出願州を選ぶ際の2つのポイントの2つ目、USCPAライセンスの取りやすさで選んでみましょう。

 

①名刺に「USCPA」と書けるライセンス

一般事業会社で会計の実務経験がある・積む予定がある場合:

  1. グアムに出願→グアムにライセンス申請
  2. アラスカ州やニューヨーク州に出願→ワシントン州にライセンス申請

 

  1. ワシントン州は、「後付けトランスファー」という独自の制度があります。
  2. ワシントン州はライセンスが取得しやすいのですが、受験に必要な単位が多いです。
  3. よって、受験に必要な単位が少なくてすむ、アラスカ州やニューヨーク州などへ出願し、合格後、ワシントン州にTransfer(合格実績の移行)し、ワシントン州のライセンスを取得するのがおすすめです。
  4. ちなみに、アラスカ州やニューヨーク州は、ライセンスを取得する要件は厳しいです。

 

②名刺に「USCPA-Inactive」と書けるライセンス

会計の実務経験を積む予定がないが、名刺に肩書が書きたい場合:

  1. グアム

Inactiveライセンスは、グアムで例外的に取得可能です。

Inactiveとは、「会計監査実務をしていない会計士」という肩書のため、監査法人などでは名刺に書けません。

 

 

 

以上、「USCPAの出願州はどう決める?【2つのポイントあり!】」でした。

困った君
困った君
USCPA試験で、どの州に出願するか決める際のポイントがわかったよ。

USCPAのライセンスがほしいから、アラスカ州に出願して、合格後にワシントン州に後付けトランスファーをして、ワシントン州でライセンスを取得することにするよ。

どこ
どこ
USCPA試験の出願州が決まったし、USCPAのライセンスが必要かどうか考える機会にもなってよかったね。

方向が決まったところで、USCPA試験受験の手続きの準備と並行して、USCPA試験の勉強も気合を入れてやっていこうね。

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