TOEICを受ける直前にやっておくとスコアアップにつながることがあります。
TOEIC950点のどこが、TOEICを受ける前にいつもやっておくことを5つ紹介します。
TOEICスコアアップのために直前にしておきたいこと
- TOEICの構成を確認し、各パートにどのくらい時間をかけるか決めておく。
- 各パートで気を付けたいことを頭に入れておく。
- マークシート用のシャープペンを用意する。
- チョコレートと栄養ドリンクを会場に着いてから摂取する。
- 会場の席に座ってから、なぜTOEICを受けることにしたのか思い返し、何点取るのか目標を再確認し、最後まで頑張りぬくと気合を入れる。
1.TOEICの構成を確認し・各パートにどのくらい時間をかけるか決めておく。
TOEICの構成を事前に確認しておき、どのように各パートに時間を配分するか、戦略を練っておくと良いでしょう。
TOEICは、全200問を2時間で解かなければならないので、のんびり解いていると最後まで終わりません。
ですので、戦略が大切になってきます。
まず、TOEICの構成ですが、リスニングとリーディングに分かれており、全7パートあります。
リスニングはパート1から4まで、リーディングはパート5から7までです。
リスニング | 内容 | 設問数 | 所要時間 |
パート1 | 写真描写問題 | 6問 | |
パート2 | 応答問題 | 25問 | |
パート3 | 会話問題 | 39問 | |
パート4 | 説明文問題 | 30問 | |
合計 | 100問 | 45分か46分 |
リーディング | 内容 | 設問数 | おすすめ時間 |
パート5 | 短文穴埋め問題 | 30問 | 10分 |
パート6 | 長文穴埋め問題 | 16問 | 10分 |
パート7 | 長文読解問題(1つの文書) | 29問 | 25分 |
長文読解問題(2つの文書) | 10問 | 10分 | |
長文読解問題(3つの文書) | 15問 | 20分 | |
合計 | 100問 | 75分 |
時間配分を頭の中でシミュレーションしておきましょう。
13時にTOEIC開始、13時46分にリスニングセクションが終了。
10分でパート5を解いて遅くとも14時。
さらに10分でパート6を解き、残りの55分は全てパート7にかける。
このように、問題を解く流れを頭に叩き込んでおきましょう。
2.各パートで気を付けたいことを頭に入れておく。
各パートで気を付けたいことも頭に入れておきましょう。
どこがTOEICの各パートで気を付けているポイントを1つずつ挙げていきます。
どこがTOEICの各パートで気を付けていること
- パート1:写真をよく見て、どこで、誰が・何が、何をしている・どうなっているのかを選択肢を聞く前に確認する。
- パート2:質問文の最初の1語を聞き逃さない、WH疑問文か、YES/NOかがわかるだけで、答えの選択肢が狭められる。
- パート3:会話文を聞く前に設問を読み、特に設問の主語を確認しておく。
- パート4:説明文を聞く前に設問を読み、説明文がどんな種類なのかを聞き漏らさないようにする。
- パート5:問題文ではなく選択肢から見る。選択肢を見れば、以下の3つ(品詞問題、語彙の意味が分かるかの問題、動詞の形問題)のどのタイプなのかわかる。
- パート6:いきなり上から読まずに、どんな文書(手紙、メール、新聞などの記事)なのかを把握する。
- パート7:短い1つの文書の問題を優先して解いていく。難しい文書の問題は飛ばして、複数文書の問題に先に取りかかる。
以上は例ですので、ご自分で各パートで気を付けたいことをまとめてみてくださいね。
3.マークシート用のシャープペンを用意しておく。
TOEICはマークシートのテストです。マークシート用のシャープペンという便利なものが売っていますので、事前に入手しておきましょう。
マークシート用シャープペンというのは、マークシートを塗りつぶしやすいように芯が太く、普通のシャープペンシルと塗りやすさは段違いです。
TOEICは200問も問題がありますので、マークシート用のシャープペンで塗りつぶしていくと、時間の大幅な節約になります。
4.チョコレートと栄養ドリンクを会場に着いてから摂取する。
TOEICは約2時間、200問のテストですので、かなり体力を消耗します。
ですので、事前に糖分をとっておくと頭が働きやすいのと、栄養剤を飲んでおくと最後まで疲れずにがんばれます。
どれが自分に合っているかは、TOEICを受ける前に本番と同じように時間を計って模試をやってみる際などに、試して決めておきましょう。
5.会場の席に座ってから、なぜTOEICを受けることにしたのかを思い返し、何点取るのか目標を再確認し、最後まで頑張りぬくと気合を入れる。
TOEICの本番直前に、自分のテンションを上げておくのは非常に大事です。
全力でTOEIC試験に立ち向かうために、なぜTOEICを受けることにしたのか(たとえば、良いスコアを取って転職するなど)を振り返り、何点を取るのか心の中で宣言しましょう。
最後の方でどんなに疲れても、分からない問題が多くてくじけても、最後まであきらめずに頑張りぬくことを心の中で宣誓しましょう。
この気合があるかで、スコアも変わってきます。
以上、「TOEIC受験前にやっておきたい5つのこと」でした。
当日は直前に詰め込んで勉強しすぎて疲れないようにし、忘れ物がないか確認し、早めに会場に着くように心にゆとりをもちましょう。