初心者だから、リスクがなく始められる副業がやりたいんだけど、具体的にどんな副業があるのか分からなくて困ったな。
インターネットを活用した副業にはどんなものがあるのか、どのように副業を始めればよいのか、一緒に見ていこうね。
この記事は、以下のような方のお役に立ちます。
当記事がお役に立つ方
- インターネットを活用した副業を始めたい方
- 副業をするのが初めての方で、ローリスクな副業について知りたい方
副業の基礎知識を身につけたい場合は、こちらを参考にしてください
サラリーマンにおすすめの副業は、大きく分けると以下の3つになります。
サラリーマンにおすすめの副業
- スキル提供型
- 投資型
- インターネット活用型
どれも、本業をもっており、時間に制約のあるサラリーマンに向いた副業です。
ですが、結論としては、サラリーマンが初めて副業をする場合は「インターネット活用型」の副業から始めるのが一番おすすめ。
「スキル提供型」副業は、本業や趣味を通して身につけたスキルを提供することにより稼ぐタイプの副業です。
書籍の出版、講演、コンサルティングなどの副業が考えられます。
何かしら資格をもっている場合や、他の人より優れているスキルがある場合は、「スキル提供型」の副業をするのが良いでしょう。
「投資型」の副業は、不動産や株式などに投資するタイプです。
これは、元手や投資の知識が不可欠となります。
副業の初心者が最初にチャレンジするには、少々ハードルが高いと思います。
「インターネット活用型」の副業は、元手(初期投資)があまり必要ではないですし、小さく初めて、トライアル&エラーで試行錯誤しながら進めていけます。
ですので、副業の初心者でも、取りかかりやすいと思います。
というわけで、今回は「インターネット活用型」の副業について、詳しく見ていきたいと思います。
サラリーマンが「インターネット活用型」の副業で稼ぐ
- 「インターネット活用型」の副業のタイプ
- 「インターネット活用型」の副業の始めかた
1.「インターネット活用型」のタイプ
まずは、「インターネット活用型」の副業にはどのようなタイプがあるのか、見ていきましょう。
「インターネット活用型」の副業のタイプ
- 物を販売するタイプ
- 広告収入を得るタイプ
- 情報を販売するタイプ
- 講座を配信するタイプ
どの副業のタイプが自分に合いそうかを考えながら、以下を読み進めてみてください。
(1)物を販売するタイプ
物を販売するタイプの副業は、たとえば、オンラインショップが考えられます。
オンラインショップというと、安く仕入れて、仕入れ値より高く売り、利益を得るという形態を思い浮かべると思います。
ですが、仕入れなくても、自分で何かを作り出せるのであれば(自分が制作した小物や、自分が描いた絵など)、自分が作り出したものを売ることもできます。
インターネットを利用した物販
- 何かを仕入れて、仕入れ値より高く売る
- 自分が作ったものを売る
サラリーマンの副業では、どちらのタイプでもかまわないと思います。
ですが、薄利多売で大規模に運営するのではなく、自分のオリジナリティーのある商品を確保し、ニッチなマーケットで、コアな顧客がリピーターとなってくれるような形態を目指すと良いでしょう。
(2)広告収入を得るタイプ
広告収入を得るタイプの副業は、たとえば、動画配信やブログ運営によって得られます。
動画やブログでは、自社商品(例えば、サービス、セミナー、書籍など)があればそれを販売し、なければ広告を載せることによって、収入を得ることになると考えるとよいでしょう。
インターネットを利用した広告収入は、大きくは以下の2つになります。
インターネットを利用した広告収入
- 動画配信:YouTubeやそのほかの動画配信システムにて、視聴者に動画を観てもらい、広告の表示回数やクリック回数に応じて、広告収入を得る。
- ブログ運営:広告をクリックをしてもらうか、実際に商品の購入につながった場合に、広告収入を得る。
動画配信にしても、ブログ運営にしても、人を呼び込める「情報発信力」が大切になります。
(3)情報を販売するタイプ
情報を販売するタイプの副業は、以下の2つに大きく分かれるでしょう。
インターネットを利用した情報販売
- Amazonが運営する「Kindle」というサービスを利用した電子書籍の販売
- 「note」というプラットフォームを利用したテキスト販売(実際は、文章だけではなく、イラスト、写真、音声、動画の販売も可能)
文章を書く時間はかかりますが、購入された時点で手数料が引かれて売上が入金されるシステムですので、初期費用はかかりません。
また、インターネットを利用しますので、印刷コストや流通コストがかからず、世界中に向けて販売ができるのが、大きなメリットでしょう。
(4)講座を配信するタイプ
講座を配信するタイプの副業では、インターネットを通して、あなたの得意なことや知識を、必要な人に届けることができます。
講座配信は、大きく分けると2つになると思います。
インターネットを活用した講座配信
- 予備校型:講座を構築し、インターネット上にアップロードし販売
- 家庭教師型:学びたい生徒(一人、または、少人数)に学習プラットフォームで個別に指導
講座配信では、口コミが非常に大切になってくるでしょう。
評判が良ければ、口コミで利用者が増えていきます。
また、1つの講座が良ければ、他の講座も試してみるので、どれだけ評価の高い講座を多く用意できるかが、稼げるかのポイントとなります。
以上、「インターネット活用型」の副業のタイプ4つを見てきましたが、どれも以下の4つのメリットを満たしています。
「インターネット活用型」の副業のメリット
- インタネットの利便性を最大限に活かせる。
- 初期費用がほとんどかからないので、ローリスク。
- サラリーマンが本業のスキル・経験や、得意なことを活かしてお金に換えられる。
- 副業が本業にも活かせるので、「本業×副業」でより良いキャリア構築につながる。
あとは、自分に合ったタイプの副業を選んで、思い切って始めてみるだけです。
自分に合った「インターネット型」の副業を見つけたら、リスクはほとんどないので、難しく考えず、始めてみましょう!
2.「インターネット活用型」の副業の始めかた
どの副業をやってみるか決まったら、さっそく始めてみましょう。
インターネット活用型の副業
- 物販(オンラインショップ)
- 広告収入(動画配信、ブログ運営)
- 情報販売(Kindleなどの電子書籍出版、noteなどのテキスト販売)
- 講座配信(オンラインラーニング)
それぞれの副業について、具体的にどのように始めるのか見ていきます。
(1)物販(オンラインショップ)
オンラインショップの始め方を見ていきましょう。
オンラインショップを始める場合、3つのパターンに分かれるでしょう。
オンラインショップの始め方のパターン
- 自分が管理するオンラインショップを用意する
- オンラインショップのプラットフォームを利用する
- ショッピングモールに出店する
①自分が管理するオンラインショップを用意する
自分自身でオンラインショップを用意する場合、ホームページの作成費用、ホームページ用のサーバー代、ドメイン代が必要となります。
たとえば、最近はオンラインショップを作成して、コアなファンを取り込んだり、まとめ買いを誘発する菓子ブランドもありますが、ある程度の知名度がある場合が多いです。
自己管理オンラインショップ
②オンラインショップのプラットフォームを利用する
初期費用や、月額使用料が無料で、運用費用が安くすむので、オンラインショップのプラットホームを利用するのも良いでしょう。
実際に販売できた場合の決済手数料や、オプションを付けた場合のコストがかかるだけですので、副業初心者にはハードルが低くてすみます。
たとえば、有名なオンラインショップのプラットフォームは以下の通りです。
オンラインショップのプラットフォーム
③ショッピングモールに出店する
大規模なショッピングモールに出店することも可能でしょう。
ただ、ニッチな商品を扱っているのではない限り、モール内での価格競争に巻き込まれる可能性があります。
とはいえ、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングといったショッピングモールに出店すれば、知名度があるので最初から集客しやすいのはメリットでしょう。
まずは、無料のオンラインショップのプラットフォームに登録し、自分の店のイメージをしてみましょう!
(2)広告収入(動画配信・ブログ運営)
動画配信、ブログ運営の始め方を見ていきましょう。
①YouTubeチャンネル(アカウント)を作成する
YouTubeで動画配信をする場合、YouTubeチャンネルを作成する必要があります。
YouTubeで動画配信
必要なのはGoogleアカウントだけで、無料です。
ただし、収益化するには、時間がかかります。
なぜなら、収益化プログラムに参加するには、以下の条件を満たす必要があるからです。
YouTube収益化プログラムに参加できる条件
- 過去12か月で、合計4,000時間の視聴時間を超えること
- チャンネル登録者が1,000名を超えること
収益化プログラムに参加できる条件を満たすと、以下のような収入が得られるようになります。
YouTubeの収益の種類
- 広告収入:動画内で配信される広告が視聴された場合
- 投げ銭:YouTubeのライブ配信で、「スーパーチャット」により、コメントとお金を贈られた場合
- 月額料:「YouTubeチャンネルメンバーシップ」で、メンバー限定の動画配信をする場合(ただし、チャンネル登録者が30,000名を超えたら利用可能)
まずは、収益化プログラムに参加できるよう、視聴者数を増やしましょう。そのため、最初はなるべく多く動画をアップしていきましょう!
②ブログを開設する
ブログを開設する場合、無料のブログサービスを利用するか、ドメインを取得し、サーバーを借りて運営するか2つのパターンがあります。
代表的な無料のブログサービスは、以下の通りです。
このようなブログサービスを利用すれば、無料ですし、いますぐ簡単に、ブログを開始できます。
ちなみに、どこも無料のブログサービスも利用しています。
また、ブログサービスのドメイン力は強いので、最初からある程度の読者の流入が見込めます。
ですが、無料のブログサービスには、広告掲載に制限があるため収益化に向かないものがあります(アメーバブログやnote)。
さらに、デザインが自由に変更できなかったり、突然アカウントが閉鎖されるなどのリスクがあるので、注意が必要です。
どのようにブログで収入を得るかですが、以下の2つに大きく分けられます。
ブログの収益の種類
- 広告クリック報酬:ブログに掲載された広告を読者がクリックした場合
- 成果報酬:ブログに掲載された広告の商品・サービスが購入された場合
広告クリック報酬は、Google AdSenseが代表格です。
広告クリック報酬を得る場合☟
必要なのはブログとGoogleアカウントだけで、無料です(ただし、審査があり、審査を通ると広告が貼れるようになります)。
また、成果報酬は、アフィリエイトサイトを利用することで得られます。
無料ですので(そして、登録自体には審査はありません)、有名なアフィリエイトサイトの登録だけは、あらかじめ全てしておくと良いでしょう。
成果報酬が得たい場合☟
アフィリエイトのセルフバックという仕組みを利用すれば、誰でも簡単にすぐ稼げます☟
アフィリエイトサイトに最初に登録してみると、どのような商品を取り扱うブログを書けば良いか、テーマが見えてきます!
(3)情報販売(電子書籍出版・テキスト販売)
電子書籍出版とテキスト販売の始め方を見ていきましょう。
①Kindleで電子書籍を出版する
電子書籍というと、代表的なものは以下の通りです。
今回は、最大手のAmazonのKindleでの出版について見ていきます。
AmazonのKindleストアが提供している出版サービスは、Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)といいます。
誰でも無料で、電子書籍を出版することができます。
また、原稿や表紙など、出版に必要なデータがそろっていれば、数分で登録可能です。
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)での出版の手順は、以下の通りです。
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)での出版の手順
- 著者名、支払い、および税に関する情報を入力し、 KDPアカウントを設定
- 本のタイトル、著者名、内容紹介などを入力
- 原稿を出版用ファイルに変換し、表紙を作成
- 本の発売地域と販売価格を決定
一万字くらいのボリュームで出版可能ですので、自分の得意なことや好きなことを文章にして、電子書籍として出版してみましょう。
KDPでの電子書籍出版は、こちらの記事が詳しいです。
②noteでテキストを販売する
テキスト販売というと、使いやすいのはnoteでしょう。
コンテンツを販売した場合、販売価格の85%を報酬として受け取れるのが魅力です(ちなみに、一般的な書籍の印税率は約8%、Kindleは35%または70%です)。
また、コンテンツを有料にするか無料にするか、いくらで販売するかなどの設定も簡単です。
noteでのテキスト販売手順
- noteのアカウントを作成
- 記事を投稿
- 有料に設定し、販売価格を決定
noteで書き溜めて、それを編集・加筆してKindleで販売するという手順を取ってみるのもアリでしょう。
(4)講座配信(オンラインラーニング)
さいごに、講座配信の始め方を見ていきましょう。
講座を配信するためのオンラインラーニングのプラットフォームは、例えば以下のようなものがあります☟
オンラインラーニングのプラットフォーム
たくさんのオンラインラーニングのプラットフォームがあるのですが、今回は有名であり人気のあるUdemyについて見ていきます。
Udemyは、「学びたい生徒」と教えたい「講師」をマッチングさせるサービスを提供しています。
既に4,000万人を超える生徒と、5万人の講師が参加している「世界最大級の学習サイト」です。
たとえば、仕事で身につけたエクセルのスキル、趣味の料理の作り方など、幅広く公開されています。
講座をアップロードし、配信すること自体は無料ですので、初期費用がかからないのが魅力です。
また、SEO対策がしっかりしているので、講座をネット検索で見つけてもらいやすいというのもメリットの1つでしょう。
ただ、講座が購入されたときに支払うコミッションが高く、多くの講師が登録しているので、プラットフォーム上での競争が激しいのがデメリットです。
Udemyでの講座配信手順
- Udemy のアカウントを作成
- どういったコースにするか、コースの名前を決定
- 対象とする受講生を決定
- 講座をアップロード
- 販売価格を設定し、公開
講座は、スマホなどで観られることを考慮し、文字は大きめにし、細切れの時間で観られるように動画を作成するといいでしょう。
また、無料コースだとビデオコンテンツとリソースだけの提供となりますが、有料コースにすると修了証明書やQ&Aなどの機能が使えるようになります。
販売する講座が増えてきたら、有料コースに切り替え、長期で受講してくれる受講生を増やすなどの対策もしていくといいでしょう。
最初は成果が出なくても、続けてみましょう。続けることが、稼げるようになるためのコツです。
以上、「サラリーマンが副業で稼ぐ インターネットを活用したリスクが小さく始めやすい副業」でした。
どれが自分に合うか考えて、さっそく何かチャレンジしてみるね。
やってみないと、どれが自分に合うか分からないので、とりあえずやってみることをおすすめするよ。
インターネットを活用した副業は、どれも初期費用が大きくかかるものはないから、心配はいらないよ。
たとえ、合わなくてやめるとしても、かけた時間は経験として残り、無駄にはならないしね。
迷っている時間がもったいないから、1つでいいから、何か始めてみてね。