でも、副業で何をしたらよいかわからなくて、困ったな。
一緒に、副業のはじめかた、どのような副業があるか、失敗しないためにはどうしたらよいのか、見ていこうね。
【失敗しない】サラリーマンが稼げる副業
この記事は、以下のような方のお役に立ちます。
当記事がお役に立つ方
- 副業をはじめる「きっかけ」がほしい方
- どのような副業があるか知りたい方
- 副業で失敗したくない方
「副業」と聞くと、「難しそう」「自分には何もスキルが無い」「忙しくて時間が無い」などと思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、「副業」は、特別なスキルが必要ではない趣味の延長的なものや、空いた時間にちょっとだけできるものなど、自分に合わせてアレンジできます。
自分のアイデアと工夫で、いくらでも収入につなげていけるのが「副業」です。
また、国や企業も、副業を推進しはじめています。
国に関しては、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(厚生労働省「副業・兼業」)が発表され、「モデル就業規則」が「原則副業禁止」から「原則副業自由」に変更されています。
企業に関しては、コロナにより収益が減少し、雇用は保証しても、給与の保証はできないということで、「副業をしても良い」「他社で働いても良い」「週休3日で自由に働いて良い」などと、社員に新しい働き方を求める企業が現れはじめました。
副業はもはや、「してはいけないもの」から「する自由があるもの」になり、さらに、「しなくてはならないもの」になりつつあるのではないでしょうか。
すぐに副業をしないとしても、いつでも副業ができる準備だけはしておいた方が良いでしょう。
それでは、具体的に「サラリーマンが稼げる副業」について見ていきたいと思います。
サラリーマンが稼げる副業
- 副業をはじめる前の下準備をする
- 自分に合った副業をみつける
- 本業と両立して継続する
- 副業のリスクに注意する
1.副業をはじめる前の下準備をする
副業をはじめる前の下準備をしましょう。
あなたがサラリーマンで、今まで副業をしたことがないとします。
そうなると、「自分の労力を会社に提供する」という方法以外で、「自分の力でお金を稼ぐ」という体験は、ほとんどしたことがないのではないでしょうか。
ですので、まずは「自分の力でお金を稼ぐ」ための下準備から始めるといいでしょう。
具体的には、以下のようなことをしてみるといいでしょう。
「自分の力でお金を稼ぐ」ための下準備
- 自分の「得意」「好き」を「棚卸」する
- SNSなどで「情報発信」をはじめる
- 会社以外の「居場所」を確保する
(1)自分の「得意」「好き」を「棚卸」する
まずは、自分の「得意」や「好き」を棚卸してみましょう。
あなたが他の人より「得意」なこと、何時間やっても苦にならない「好き」なことは何ですか?
趣味として、続けてきたこと。仕事で培ってきた、スキルや専門知識。どんどんリスト化してみましょう。
それで稼げるかどうかは考えず、自分の「得意」や「好き」を棚卸していきます。
それから、自分の「得意」や「好き」をどうしたらお金に変えられるか、工夫できる点、変化させられる点を考えてみると良いでしょう。
(2)SNSなどで「情報発信」をはじめる
つぎに、「情報発信」をはじめてみましょう。
「情報発信」は、副業の基本です。
「情報発信」は企業における広告と同じです。
個人が、自分の商品やサービスを売り込む際には、SNSなどでの「情報発信」が欠かせません。
SNSは、例えば、Facebook、Twitter、Instagram、Pinterestなどが考えられます。
YouTubeなどの動画配信、音声配信なども含まれます。
自分の商品やサービスがまだない状態でも、「情報発信力」を身につける練習だけはしておいた方が良いでしょう。
(3)会社以外の「居場所」を確保する
さらに、会社以外の「居場所」をみつけておきましょう。
サラリーマンだと、仕事に忙しく、会社と家の往復になりがちでしょう。
もしかしたら、会社以外の付き合いは、ほとんどなくなっている方もいるのではないでしょうか。
ですので、まずは自分の世界を広げましょう。
週末は、自分が副業にしたいと思っている分野の勉強会、セミナー、イベントなどに参加してみましょう(オンラインでもいいと思います)。
そして、そこで知り合った人と連絡を取り合い、情報交換をしていきましょう。
また、慣れてきたところで、自分が主催でオフ会などを開いてみてもいいでしょう。
「副業」は、まずは小さな一歩から。
2.自分に合った副業をみつける
自分に合った副業をみつけましょう。
前提ですが、「時間給」の仕事は、サラリーマンが稼げる副業として適していないので、除きましょう。
サラリーマンの副業というと、たとえば終業後にコンビニの店員をしたり、警備員をしたり、週末に宅配スタッフをするといった、「時間を切り売りする」仕事を思い浮かべるかもしれません。
ですが、そのような「時間給」の仕事は、働いた時間の分だけ収入が得られますが、反対に言うと、働いた時間の分しか収入が得られません。
サラリーマンは、本業があり時間の制約がありますので、「時間給」の仕事では限界があります。
よって、今回は「時間給」の仕事は除きます。
「時間給」を除いた副業をタイプ別に大きく分けると、以下のようになるでしょう。
副業のタイプ
- スキル提供型
- インターネット活用型
- 投資型
(1)スキル提供型
スキル提供型ですが、さらに2つに分けられます。
スキル提供型副業
- 「本業」を通して身につけたスキルを提供する
- 「趣味」を通して身につけたスキルを提供する
どちらにしても、既に身についているスキルを副業に活かすので、ハードルが低いでしょう。
特に、「本業」に関して、公的資格(公認会計士やファイナンシャルプランナーなど)、「趣味」に関して、民間資格(ワインソムリエや整理収納アドバイザーなど)を保持していると、さらにハードルが低くなるでしょう。
書籍の出版、講演、コンサルティングなど、活躍の場は多くあります。
(2)インターネット活用型
インターネット活用型ですが、大きく分けると以下の4つになります。
インターネット活用型副業
- 物販(オンラインショップ)
- 広告収入(YouTube配信、ブログ・ウェブサイト運営)
- 情報販売(Kindleなどの電子書籍販売、noteなどのテキスト販売)
- 講座配信(クローズドでのセミナー)
スキル提供型の副業をインターネット上で行うタイプも、こちらに含まれています。
インターネットを駆使した副業は、元手(初期投資)があまり必要ではないので、始めやすいでしょう。
インターネットを活用型副業については、こちらの記事を参考にしてください☟
(3)投資型
投資型ですが、代表的なのは以下の2つでしょう。
投資型副業
- 不動産投資
- 株式投資
投資先としては、不動産と株式以外に、FXや仮想通貨などもあります。
ですが、ハイリスク・ハイリターンで、投資というよりは投機(博打)に近いと思いますので、FXや仮想通貨への投資は除きます。
不動産投資と株式投資については、元手がかかりますし、収入がマイナスになる可能性もありますので、副業として行う場合は、リスクが取れる規模にしておく必要があるでしょう。
自分に合った「副業」を見つけたら、徐々に行動開始!
3.本業と両立して、継続する
副業を長く継続するために、本業と副業が両立できるように、次のようなことに気をつけると良いでしょう。
本業と副業を両立するために気をつけること
- 自己管理する
- 結果を焦って求めない
(1)自己管理する
副業をせっかくはじめても、継続できなければ意味がありません。
サラリーマンは本業があり、本業が忙しいと副業がおろそかになりがちなので、副業を継続するのは大変です。
特に、「インターネット活用型」の副業をしている場合、何の拘束力もないため、副業をするのもしないのも、自分の自由になってしまいます。
すぐに副業をやめることにならないよう、自己管理しましょう。
自己管理するために
- 副業をする目的を明確にする
- 時間管理を徹底する
- 健康管理に注意する
なぜ副業をするのかを明確にします。本業が忙しくても副業を後回しにしないだけの目的が必要です。
そして、自分の副業をこなせるペースを把握し、それに合わせたスケジュールを作成し、こつこつと副業を進めます。
さらに、長く続けるためにも自分の体力の限界を知り、その限界を超えないように調整します(特に、睡眠時間は削らないようにしましょう)。
そうすることで、自分のペースで、無理なく副業を続けることができるようになるでしょう。
(2)結果を焦って求めない
本業も、入社後すぐや、新しい仕事を任されてすぐは、なかなか結果が出ないものでしょう。
副業も同じです。
初めての副業で、初めて自分の力でお金を稼ぐ場合、最初はなかなかうまくいかなくても当然でしょう。
売上など、目に見えた成果がなかなか上がらなくても、焦る必要はありません。
特に、「インターネット活用型」の副業の場合は、最低半年は続けないと成果が表れないと言われていますので、地道にコツコツと続ける必要があります。
結果が出なくて、焦ったり、嫌になってやめてしまうのではなく、結果が出るまで気長に、毎日ベストを尽くす、長期的な視野が必要でしょう。
目的意識を持って、自分のペースで、無理なく、焦らずに。
4.副業のリスクに注意する
副業でトラブルに巻き込まれたり、あとで後悔することにならないよう、副業のリスクにも目を向けておきましょう。
副業のリスク(例)
- 副業詐欺に騙されない
- 確定申告を忘れない
(1)副業詐欺に騙されない
「副業でラクして稼ぎたい」という気持ちを利用した、副業初心者を対象とした「副業詐欺」が横行しています。
例えば、最初に高い教材を買わせ、その教材で技術を習得したら、仕事を紹介するなどといったものや、最初は無料のセミナーに参加させ、最後に高額なセミナーを売りつけるといったものなどがあります。
「毎日5分で月収100万円稼げるようになる」などの「ラクに稼げる」といった謳い文句のものは、詐欺だと思ってよいでしょう。
特に、「インターネット活用型」の副業の場合は、高額な教材やセミナーなどの商材を売りつけようとする業者が多く存在しますので、自己防衛が必要です。
副業詐欺に騙されないために
- 副業初心者に高い商材(教材やセミナー)は必要ではない。
- ある程度副業に慣れ、売上も出て、商材の目利きができるようになってから、どうしても必要ならば商材を買う。
- セミナーや勉強会で知り合った人を信用しすぎない。
- TwitterなどのDMで商材を売り込んでくるような人は、相手にしない。
- 数万円以上の商材を買うくらいなら、市販の書籍を買う。
(2)確定申告を忘れない
副業を始めたら、忘れずに「確定申告」をしましょう。
ちなみに「確定申告」は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までに、所轄の税務署で行います。
サラリーマン(給与所得者)でも、「副業所得が年間20万円超」の場合、確定申告が必要ですので注意が必要です。
「確定申告」については、こちらの記事を参考にしてください☟
詐欺に騙されないように自己防衛し、税金の知識を身につけ責任を果たす。
以上、「【失敗しない】サラリーマンが稼げる副業」でした。
失敗を恐れず、とにかくやってみて、やり方を覚えていけばいいんだよ。
副業は、やると決めたら、生活に組み込んで習慣にしてしまい、無理せずコツコツ続ければ、成果が出るからね。
まずは、難しく考えず、最初の一歩を踏み出してみようね。