挑戦・撤退

USCPA合格後にやること!USCPAに合格したら【7ステップ】

USCPA合格後
サイト内にプロモーションを含みます

 

困った君
困った君
ついにUSCPA全科目合格したよ!

USCPA試験の勉強は終わったけど、USCPA合格後にやるべきことがあるよね。

でも、何をしたらいいのかわからなくて困ったな。

どこ
どこ
どこはUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA全科目合格おめでとう!

実は、USCPA合格はゴールじゃなくてスタートなんだよね。

USCPA合格後にやることを7つのステップで紹介していくね。

目次(見たい項目へ)

USCPA合格後にやること!USCPAに合格したら【7ステップ】

USCPA合格後

USCPA試験の勉強を必死に頑張って、USCPA全科目合格!

おめでとうございます!

 

困った君
困った君

ほっと一息、ゆっくり休みたい。

でも、USCPA合格後すぐやったほうがいいことがあるかな?

ゆっくり休む前にできるだけやっておきたい。

 

このように思ったあなたのための記事です。

 

USCPAの学習はUSCPAの予備校だより。

USCPA予備校の仕事はあなたを合格させること。

なので合格までに必要なサポートは万全!

 

あなたがUSCPAに合格したら、USCPA予備校の仕事は一段落。

あなたへのサポートは終了!

もうUSCPA予備校にたよれません。

 

ほやほやのUSCPA全科目合格者から

  • 「USCPA合格後にやることがわからない」
  • 「USCPA合格後のサポートがなくて困ってる」
  • 「USCPA合格後の記事をどこさんは書いてない」←ごめんなさい

と言われることが増えたので、当記事を書いています。

 

どこ
どこ

自分の経験をもとに、USCPA合格後にやることを7つに厳選。

USCPAライセンス取得を含めて1つ1つ実行し、名実ともにUSCPAとして新しい生活を始めてね。

 

USCPA合格後にやるといいのは、この7つ!

USCPA全科目合格後にやること7ステップ

  1. USCPA合格の報告やお礼をする!
  2. 「Congratulatory Letter」(合格証明書)を入手する!
  3. USCPAライセンスを取得する!
  4. 転職エージェントに登録する!
  5. USCPAを活かした副業をする!
  6. 英語の勉強をする!
  7. 次の会計や監査の資格を取る!(IFRS検定・CIA・ACCA)

それでは、USCPA合格後にやること7つを1つ1つ見ていきましょう!

 

 

1.USCPA合格の報告やお礼をする!

USCPA合格のお礼と報告

USCPA合格おめでとうございます!

合格したのはもちろん、あなたが努力したからです!

 

ですが、この合格はあなた一人だけで勝ち取ったものでしょうか?

周りのサポートもあったのではないでしょうか。

 

USCPA合格までに、周りにどんなサポートをしてもらったか?

  1. 家族に、勉強時間を確保できるよう気遣ってもらった。
  2. 同僚や上司に、残業時間や受験日を考慮してもらった。
  3. 友だちに、勉強からくるストレス発散に付き合ってもらった。
  4. 恋人に、勉強を続けられるよう励ましてもらった。
  5. USCPA予備校に、手続きで困った時に助けてもらった。

 

  • 「独学だったし、誰にもUSCPAの勉強をしていることを言わなかった」
  • 「誰の世話にもならなかったし、誰にも迷惑をかけなかった」
  • 「報告する人はいないし、お礼を言いたい人もいない」

という人はいないのではないでしょうか。

 

合格後ぜひ早いうちに、お世話になった人にUSCPA合格の報告とお礼をしましょう。

きっと喜んでくれるでしょう!

そして、あなたの今後の活躍を願ってくれますよ!

 

お世話になった人に喜んでもらうと、合格したという実感が湧き嬉しくなるでしょう。

また、自分の中で、USCPAの学習が終了したという区切りにもなると思います。

 

どこ
どこ
どこは、まず、いつも気遣ってくれた直属の上司に報告とお礼を言ったよ。

全科目合格と同時にBIG4への転職が決まったけど「こんなに残業しているのに合格したのだから、BIG4でも立派にやっていける!」と力強く送り出してくれて嬉しかった。

1年間やさしく見守ってくれた彼にお祝いしてもらったり、アビタスの合格者祝賀会に出席し、お世話になった講師の先生たちにお礼を言ったりしたよ。

 

 

2.「Congratulatory Letter」(「Successful Candidate Letter」:合格証明書)を入手する!

Congratulatory Letterを入手する!

 

Congratulatory Letter」という合格証明書を入手しましょう。

以前は依頼をしなくても、紙で国際郵便で送られてきました(どこも合格後に紙で受け取りました)。

現在はNASBAに依頼するとメール添付で送られてくるようになっています。

注:2023年8月31日に変更があり、NASBA Storeでの注文になりました。

 

通称「Congratulatory Letter」です。

どこへの質問では「Congratulation Letter」とおっしゃるUSCPA全科目合格者が多いです(何のことだかすぐわかるので、どちらでも大丈夫!)。

 

(1)「Congratulatory Letter」はなぜ必要?

Congratulatory Letter」はなぜ必要かというと「合格証明書」だからです。

転職をする場合など、USCPA合格を証明するものを提出するように言われるでしょう。

 

ライセンス登録をすれば「CPA Verify」でUSCPA合格を証明できますし、ライセンス証が手元にあるわけです。

ですが、合格してすぐだと、まだライセンス登録していないので、オンラインで合格証明ができませんし、ライセンス証もありません。

よって「Congratulatory Letter」でUSCPA合格を証明する人が多いです。

 

Score Notice」でも合格の証明にはなります。

ですが「Congratulatory Letter」の方が全科目合格したことが伝わりやすいですね。

 

どこ
どこ
どこはBIG4に転職したけど、入所時に「Congratulatory Letter」を提出するよう言われたよ。

USCPA合格後すぐだったから、まだライセンス登録してなかったけど「Congratulatory Letter」が全科目合格の証明としてBIG4で通用したよ。

 

(2)「Congratulatory Letter」はどんなの?

Congratulatory Letter」の記載内容は以下のようなものです。

「Congratulatory Letter」の記載内容

  1. 受験者の名前
  2. 受験者の住所
  3. 各科目の合格スコアと受験日

 

Congratulatory Letter」の記載文章は以下のようなものです。

「Congratulatory Letter」の記載文章

  1. USCPA試験全科目合格おめでとう。
  2. ライセンスを取得しないと、CPAと名乗ってはダメだよ。
  3. ライセンスを取得したいなら、次のステップはこんなのだよ。
  4. プロフェッショナルとして成功しますように。

英語だと「we congratulate you on passing all sections of the Uniform CPA Examination」とあるので、通称「Congratulatory Letter」と呼ばれるのだと思います。

 

(3)「Congratulatory Letter」の入手方法

Congratulatory Letter」について、2023年8月31日に大きなルール変更がありました。

今までは無料で入手できていたのですが、NASBA Store25ドル払って注文する形式に。

これはすべての出願州に適用されるルールだそうです。

 

ちなみに「Congratulatory Letter」は、NASBA Storeでは「Successful Candidate Letter」と呼ばれています。

Congratulatory Letter」と「Successful Candidate Letter」は記載内容は同じです。

 

 

ちなみに、紙で国際郵便で送ってもらうのではなく、メール添付にしてもらえます。

国際郵便で送ってもらう場合、約170ドルもかかってしまいますので、メール添付にした方が25ドルですむのでいいですね。

 

Congratulatory Letterをメール添付でもらう方法

 

Congratulatory Letter メール注文
  • 「Comments」に自分のメールアドレスに送ってほしい「Please send it to ×××@gmail.com.」と記載

  • 自分の日本の住所ではなく「NASBAstore(International Shipping)150 4th Avenue North Nashville, TN 37219」を入力

     

    Commentsにメールでほしいと書いて、NASBAstoreの住所を入力しておけば、国際郵便にならないので、国際郵便料金が請求されるということもないとのこと。

    日本在住者は日本の住所を入力してしまうと、メールなのに国際郵便料金が請求されてしまうので注意なわけですね。

    5日くらい待てばメールでもらえるようです。

     

    念のためしばらく、2023年8月31日までの依頼方法を残しておきます(ネット上の他の情報と違うと質問をいただいてしまうので)。

     

    NASBAに「Congratulatory Letter」を依頼する場合、このようにしましょう。

    注)現在はメールで依頼しないので注意。

    NASBAへの「Congratulatory Letter」依頼先

    メールアドレス:cpaes-xx@nasba.org

    xxは出願州;

    • ワシントン:wa
    • モンタナ:mt
    • ニューヨーク:ny
    • グアム:gu
    • アラスカ:ak

    メールに明記する事項;

    1. 氏名
    2. 生年月日
    3. Jurisdiction ID

     

    どこ
    どこ
    2023年8月31日まではNASBAにメールで依頼すれば「Congratulatory Leter」は無料でもらえたけど、今はNASBA Storeで25ドルで注文する必要があるよ。

    費用もかかってしまうから、今後は入手しないという選択肢もアリかもね。

     

     

    3.USCPAライセンスを取得する!

    USCPAライセンスを取得する

    USCPA合格の報告とお礼は、気持ちの問題でした。

    ここからがUSCPA合格にやったほうがいいことの本番というか、一番の肝です。

    それは、USCPAライセンスの取得。

     

    (1)そもそもUSCPAライセンスを取得する?

    そもそもですが、USCPAライセンスを取得しますか?

    おそらく、USCPA予備校に申し込んだ時点で、USCPAライセンスを取得するかどうか決めた方が多いと思います。

     

    ですが、USCPA全科目合格の時点でもまだ迷っている方がいるかもしれませんね。

    結論としては、USCPAライセンスは取得することをおすすめします!

     

    どこ
    どこ
    よほどの理由がなければUSCPAライセンスは取っておいた方がいいと思ってるよ。

    ライセンスの取得は手間だけど、あとになって取得しないといけないことになったら、もっと大変。

    ライセンスの維持・更新は少し面倒だけど、継続教育(CPE)は勉強になるし、費用もそこまで大きな負担ではないよ。

    本当に必要がなかったら一時的に無効にすればいいし。

     

    簡単にUSCPAライセンスについて説明しておきます。

    USCPAライセンスとは?

    1. USCPAライセンスとは、USCPAとしての免許のこと。
    2. 自分の事務所を開いたり、CPAとして独占業務を行う際に必要(ただし、ライセンス登録した州でのみ有効)。
    3. 日本人の場合は、米国でCPAとしての業務をしない限り、絶対必要というわけではない。
    4. ただし、日本国内でもUSCPAライセンスがないと、「USCPA」と名刺に入れられないし、対外的に「USCPA」と名乗れない。
    5. 日本国内でも、USCPAという肩書で仕事がしたい場合、USCPAライセンスを取得した方がいい。

    USCPAと名乗りたかったら、日本国内で働くとしてもUSCPAライセンスは必要なわけです。

     

    特にUSCPAライセンスがあった方がいいのは、こんな人になります。

    USCPAライセンスがあった方がいいのはどんな人?

    1. 監査法人で働く場合(特に会計監査職の場合)
    2. 事業会社で会計士などとやり取りが発生する場合
    3. コンサルティング会社で働く場合
    4. 金融機関の法人営業などをする場合
    5. 商社で事業投資案件などを担当する場合
    6. 海外で働く場合

    USCPAと名乗って仕事をするのが都合がいい人(士業として仕事をしたい人・信頼を得たい人)は、USCPAライセンスはあったほうがいいわけですね。

     

    正直なところ、USCPAライセンスがマストというわけではありません。

    日本国内での転職では、USCPA試験に合格したという事実が大事。

    USCPAライセンスの有無は重要視されません。

     

    ただ、今は必要ないと思っても、将来的に何が起きるか分からないですよね。

    USCPAライセンスを取っておいた方がいいのはなぜ?

    1. USCPAは基本的にはライセンスを取ることを前提としている。
    2. 以前はCertificateというステイタスを選ぶ日本人合格者が多かったけど、今は推奨されていないし、認めていない州が多い。
    3. 米国以外の試験会場(日本の試験会場を含む)で受験した合格実績の記録が消える可能性がある。
    4. 転職や海外勤務などで、USCPAライセンスがマストになる可能性がある。

     

    今のところほとんどの州で合格実績の記録が消えることはないです。

    日本人受験生が受験する出願州だけに限っては、合格実績が消えたことは今までないです。

    でも、今後何十年間も、海外の試験会場で受験した人の合格実績を保管してくれるかなんて、誰にもわかりませんよね。

     

    また何が起こるかわからないのが人生です!

    日本企業に勤めているとしても、突然外資に買収されて、USCPAに合格しているからと翌月から米国駐在になるなんてことが起こるかもしれません!

     

    どこ
    どこ
    どこは、USCPAライセンスを取得してよかったと思う。

    USCPAと肩書が入った名刺が持てたから、BIG4の会計監査でクライアントから信頼が得られやすかったよ。

    それにUSCPAライセンスがあったから、海外で働きたいと思った時、米国企業に多くの候補者の中から採用してもらえたし、就労ビザが取りやすかったよ。

     

    USCPAライセンスを取得した方がいいかについては、こちらの記事が詳しいです。

    USCPAのライセンスは取得すべき?取得後はどう維持・更新するの?
    米国公認会計士(USCPA)のライセンスとは?必要?どんな人は取得すべき?米国公認会計士(USCPA)のライセンスとは?USCPAライセンスは取得した方がいい?「USCPAどこのブログ」のどこが、どんな人はUSCPAライセンスが必要か解説!USCPAライセンス保持者の実際の考えも紹介。...

     

    (2)USCPAライセンス州はどこにする?

    日本在住の日本人のUSCPA合格者がUSCPAライセンスを取得する場合の話をしますね。

    おそらく、USCPAライセンスはワシントン州かグアムで取得することになるでしょう。

    現在、現実的にライセンス取得が可能なのはワシントン州かグアムくらいだからです。

     

    ちなみに、ワシントン州とグアム以外のUSCPAライセンス取得条件はこのようになります。

    ワシントン州とグアム以外のUSCPAライセンス取得要件

    1. 米国での監査経験(日本での監査経験は認めない)
    2. 直属の上司がUSCPAで、実務経験の承認をすること
    3. 米国の就労ビザと社会保障番号を持っていること(米国に居住していること)

     

    米国での監査経験が必要だったり、USCPAの直属の上司に実務経験の承認をしてもらわないといけなかったり。

    就労ビザや社会保障番号が必要だったり。

    米国に住んで監査経験がないとなかなか条件が満たせなそうですよね。

    どこ
    どこ
    日本在住のUSCPA合格者は、USCPAライセンス州はワシントン州かグアムで取ると考えていいね。

    ワシントン州かグアムのどちらがいいかは人によるよ。

     

    USCPAライセンスはどの州で取得するのがおすすめかについては、こちらの記事が詳しいです。

    USCPAのライセンスはどの州がおすすめ?【ワシントン州とグアムのどちら?】
    USCPAライセンスはどの州がおすすめ?【ワシントン州とグアムのどちら?】USCPAのライセンスは、どの州がおすすめなのか知りたい人は必見!実は、米国でCPAとして働かない限りどの州でも大きな違いはないです。結論からすると日本人の場合、ワシントン州かグアムがおすすめ!どちらがいいのか比較して決めましょう。...

     

    (3)USCPAライセンス取得のために何をする?

    USCPAライセンス取得のために何をするのかというと、主に以下のようなことになります。

    USCPAライセンス取得のためにすること

    1. 教育要件(単位)を満たす
    2. 実務経験を積む
    3. AICPAのEthics(倫理試験)に合格する(ワシントン州のみ)
    4. Washington CPA Essentials視聴(ワシントン州のみ)
    5. 3名分の推薦状とパスポートコピー(グアムのみ)
    6. ライセンス申請料を払う

     

    ワシントン州とグアムのライセンス取得で必要なことは、以下のようになっています。

    ライセンス取得 ワシントン州 グアム
    出願州 どの州で合格した場合も可(ただし、ワシントン州の教育要件を満たし、教育要件を満たしている証明、合格していることの証明が必要) どの州で合格した場合も可(ただし、教育要件を考慮するとグアムが現実的)
    教育要件を満たすタイミング ライセンスを申請するタイミング(合格後に単位の取得可)
    1. グアム出願の場合:初回受験から18か月以内
    2. グアム以外の出願の場合:初回受験のタイミング
    教育要件の内容
    1. 4年制大学の学位
    2. 総単位150単位
    3. 会計科目24単位(最低15単位はUpperを含む)
    4. ビジネス科目24単位
    1. 4年制大学の学位(総単位120単位以上でも可、3年制大学の学位が認められることもある)
    2. 会計科目24単位(Upper、財務会計・管理会計・監査・税務・を最低3単位ずつ含む)
    3. ビジネス科目24単位(経済学6単位・ファイナンス3単位・商法3単位を最低含む)
    教育要件の確認
    1. NIES(学歴審査サービス)が利用可能
    2. オンラインで手続き可能
    1. グアムの会計士委員会(BOA)に教育要件を満たしているか確認
    2. 紙での申請、郵送が必要
    実務経験の時間
    1. 1年(2,000時間)以上
    2. ライセンス申請時点から8年以内の過去の実務経験も含む
    1. 初回受験時点で総単位150単位以上:1年(2,000時間)以上
    2. 初回受験時点で総単位150単位未満:2年(4,000時間)以上
    3. ライセンス申請時点から5年以内の過去の実務経験も含む
    実務経験の内容
    1. 監査法人や会計事務所だけではなく、一般事業会社や公的機関での経験も可(学界での経験も場合によっては可)
    2. 会計、財務諸表に関する報告書の発行、経営顧問、財務顧問、税務、税務顧問コンサルティングなどの経験
    3. パートタイムも可
    1. 監査法人や会計事務所だけではなく、一般事業会社、公的機関、学会での経験も可。
    2. 会計、監査、調整、経営アドバイス、財務アドバイス、税務、コンサルティングのスキルを使用したサービスまたはアドバイスなどの経験
    3. パートタイムも可
    実務経験の証明者 USCPAライセンスを5年以上保持していること(この要件を満たせば、社外の人でも、親族でも可、5年は連続していなくても可) 申請者の実務経験期間に継続してUSCPAライセンスを保持していること
    費用
    1. ライセンス申請料:330ドル
    2. AICPAのEthics:189ドル
    ライセンス申請料:225ドル
    必要なもの
    1. AICPAのEthics
    2. 「Washington CPA Essentials」視聴(無料、申請時に視聴済と回答するのみ)
    3. 合格してから4年以上経っている場合:120単位のCPE(取得費用が追加でかかる)
    1. 推薦状3名分
    2. 推薦者のパスポートコピー

     

    USCPAライセンス取得の詳細は、ワシントン州の会計士委員会(BOA)グアムの会計士委員会(BOA)のサイトも参考にしてください。

     

    実務経験の証明者は誰でもいいのか?という質問をいただきますが、州によって要件が違うのでご確認ください。

    たとえば、ワシントン州の場合は、USCPAライセンスを5年以上保持している人であれば友達などにお願いできます。

     

    もし、実務経験の証明者が見つからない場合は、USCPA予備校に「USCPAライセンスサポート」をお願いできます。

    USCPA予備校のUSCPAライセンス取得サポート

    1. アビタス:ワシントン州とグアム、受講生に限定、11,000円
    2. TAC:ワシントン州、受講生に限定、35,000円

     

    どこ
    どこ
    どこは、USCPAライセンス取得の申請をした頃はBIG4で働いていたので、法人内のUSCPAライセンス保持者に実務経験の証明者になってもらったよ。

    人事部が、同じ事業部内のUSCPAライセンス保持者(USCPAのシニアマネージャー)に証明者になるようコーディネートしてくれて。

    アビタスのUSCPAライセンスサポートについて質問を時々いただくけど、アビタスにお願いしてないから、詳細はよくわからなくてごめんね。

     

    (4)AICPAのEthics Exam(倫理試験)って?合格するには?割引クーポンは?

    USCPA全科目合格者からの相談で多いのが「AICPAのEthics(倫理試験)に合格できない!」というもの。

    ワシントン州でライセンスを申請する場合、AICPA Ethics Exam(倫理試験)に合格する必要があります。

     

    なんと、90%以上の正答率をたたき出さないと合格できない!

    本試験の75%より高いのです!!

     

    USCPA全科目合格者を容赦なく何度も不合格にさせる、最後の難関。

    5科目目のUSCPA試験とまで言われていたりする。

    もしかしたら、USCPA試験全科目の中で一番合格率が低いかも?(どこ調べ)

     

    本試験のように時間制限はないのですが、本試験と同じように4時間くらいかけている人が多い印象。

    本試験と違って不合格だった場合に追加料金なく再受験できますが、50問くらいあるので何度も解きたくない!

     

    最近受験した人に聞きますと、マニュアルを見ながら、出題された問題と自分の答えをエクセルなどにコピペして記録しつつ、丁寧に時間をかけて解答しているようです。

    不合格だった場合再受験では、自信がなかった問題の答えを他の選択肢に変えるといった対策をし、苦労して何とかパスしているよう。

    注意:2023年10月にマニュアル(Participant Manual)はダウンロードできなくなったようです。

     

     

    この方のようにAICPA Ethicsに1回で合格できた方は少ない印象。

    でも時間をかけて慎重にやれば合格できます!

    USCPA合格には最後の最後まで忍耐と気合が必要!!

    AICPAのEthics(倫理試験)の割引クーポン

     

    AICPAのEthics(倫理試験)の20%オフの割引クーポンが出ていることがあります。

    USCPAライセンス取得を考えている場合、USCPA合格後からクーポンサイトをこまめに確認しましょう!

     

    クーポンサイト(AICPA割引クーポン)

    AICPA Ethics(倫理試験)割引クーポンサイト

    AICPAのEthics(倫理試験)20%割引クーポンは「MOORE」です。

    使えないタイミングがありますので、その時はネットで「aicpa coupon code」で検索し、有効なクーポンコードを探してみてくださいね。

     

    どこ
    どこ
    どこは1回で、しかも97%で合格してしまったし、他の周りの合格者も苦労したという話は聞かなかったよ。

    どこが受けた頃は難しいと話題になってなかったので、最近難しくなったのかな?

    油断すると確実に落ちると思うので、本番の試験と同じくらいの気合で受けてね。

     

    (5)USCPAライセンス証書の保管はどうする?

    USCPAのライセンス証書は、どのように保管するかという質問もいただきます。

    こんなイメージ???

    ワシントン州ライセンスのフレーム

     

    こんな立派なものではなくても、お手軽なものでいいかもしれませんね。

     

    どこ
    どこ
    どこはライセンス証が送られてきた封筒に入れてファイルで保管。

    オリジナルのライセンス証を見せる必要がある場合は、他の資格の証明書や、仕事でもらった表彰状なども併せて見せるので「ポートフォリオファイル」にしてあるよ。

    そもそも、ライセンスの証明をしたい場合は、CPA Verifyを見せればいいから、ライセンス証の出番はほぼないかな。

    いつか自分の素敵なUSCPAオフィスをもったら、額縁に入れて目立つところに飾るかもしれないけどね。

     

     

    4.転職エージェントに登録する!

    転職エージェントとコンタクトを取る!(転職する場合)

    USCPAに挑戦した理由が転職の場合、転職エージェントに登録しましょう。

     

    あまり考えなくていいので、1社だけ転職エージェントに登録してしまいましょう。

    初めて何か(たとえば携帯)を買う時と同じで、1つ選んで評価基準を作らないと比較できないからです。

     

    最終的には、転職エージェントは何社か登録した方がいいです。

    抱えている求人が違いますし、担当者との相性もあるからです。

    1社登録して評価基準ができれば、何社か登録していっても、どの転職エージェントが自分に合うか分かるようになりますよ。

     

    USCPAの場合は「LinkedIn」に登録し「LinkedIn」経由で転職をするというのもアリです。

    とはいえ、転職慣れしていて、自分で自分に合った会社を選ぶ自信がある場合以外は、転職エージェントを利用するのがいいでしょうね。

     

    どの転職エージェントがいいのかという質問をよくいただきます。

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    なので、じっくり転職の軸を決めてくださいね。

     

     

    転職の軸については、こちらの記事を参考にしてください。

    USCPAが転職したいと考えたら、「転職の軸」を決めるのが転職成功の最大のポイント
    USCPAが転職で成功するには「転職の軸」を明確に!「転職の軸」決定の3ステップUSCPA合格後転職で成功したい方は必見!転職で成功するコツは、転職活動を始める前に「転職の軸」を明確にすること。実は「転職の軸」がないため「転職の沼」にハマるUSCPA合格者がいます。「転職の軸」の決め方を3ステップで解説。...

     

    USCPAのための失敗しない転職エージェントの選びかたについては、こちらの記事を参考にしてください。

    USCPAの失敗しない転職エージェント選び
    【2024年最新】USCPAの転職エージェント選び!転職で失敗したくないなら注意!USCPAにおすすめの転職エージェントは?転職で失敗したくないUSCPAは必見!BIG4監査法人へ転職成功したUSCPAどこが転職エージェントを選ぶコツを伝授!...

     

     

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    5.USCPAを活かした副業をする!

    社内でUSCPA資格をさりげなくアピールする!(転職しない場合)

     

    USCPAに挑戦した理由が転職ではない場合は、転職以外でUSCPA資格を活かす道を考えましょう。

    資格というのは「活かしてナンボ」ですよね。

    おすすめは、USCPAを活かした副業をすることです!

     

    USCPAを活かした副業として、大きく分けて以下の4種類をおすすめしています。

    USCPAを活かしたおすすめ副業4種類

    1. 会計資格試験の指導、会計の講義
    2. 書籍や記事などの執筆
    3. 会計サポート
    4. 会計文書の翻訳

     

    USCPAとして年収アップする手段としては、転職だけではありません。

    本業の経験を副業に活かすことで、副業からプラスの収入が得られます。

     

    さらに、副業の経験で本業の年収アップも見込めます。

    USCPAとして年収2,000万円を実現するのも夢ではありません!

     

    転職する人は、生涯年収を最大化する生き方を『転職と副業のかけ算』から学んでみてくださいね。

     

    USCPAの副業については、こちらの記事が詳しいです。

    USCPAにおすすめの副業 どのように始めるのか?何に気をつけるのか?
    【USCPAの副業入門】USCPA資格が活かせるおすすめ副業4種類【USCPA向け副業入門】USCPA(米国公認会計士)資格が活かせる副業を4種類紹介!副業の始めかたをUSCPAとして副業をしてきた「USCPAどこのブログ」のどこが解説。USCPA資格を活かして「副業×本業」で収入を最大化しましょう!...

     

    どこ
    どこ
    USCPAとして、USCPA資格やUSCPAの知識を活かして副業で大きく稼いでいる人も多いよ。

    USCPAに挑戦するタイプは、アクティブでチャレンジ精神がある人が多いからかもね。

    転職する予定がないなら、ぜひ副業を始めてみてね。

     

     

    6.英語の勉強をする!

    英語の学習をする

     

    USCPAとして仕事をする際、特に何が期待されるでしょうか。

    予想がつくと思いますが、なんといっても英語力です!

     

    どこ
    どこ

    英語で会計が分かる、ビジネスができるというのが、USCPAの最大の評価ポイント。

    USCPA合格後も、英語の勉強だけはしっかりやった方がいいよ。

     

    英語の勉強というのは、大きくは2つ。

    USCPA合格後の英語の勉強

    1. TOEIC900点以上を取るための勉強
    2. 英会話力を向上させるための勉強

     

    転職や社内での評価対策としてのTOEIC。

    仕事をする上でのコミュニケーション対策としての英会話。

    この2つがUSCPA合格後におすすめの英語の勉強となります。

     

    (1)TOEIC900点以上を取るための勉強【転職や社内での評価対策】

    USCPAに合格したのでしたら、おそらく既に高いTOEICスコアをお持ちだと思います。

    とはいえ、まだTOEIC900点以上のスコアがないならば、TOEIC900点が取れるまで勉強することを強くおすすめします。

     

    なぜなら、一般的に日本の会社で「ビジネスで英語ができる」とは、TOEIC900点以上を指すからなんです。

    TOEIC900点以上あれば「ビジネスで英語ができる」ことをわかりやすく示せます。

     

    ちなみに、どこはUSCPA受験時点では、TOEIC850点。

    USCPAに合格して、2週間後にはBIG4監査法人に転職。

    転職のためにTOEICを受け直す時間はありませんでした。

     

    BIG4では、英語力が必要な仕事は、TOEIC900点以上の人に割振られていました。

    TOEIC850点で履歴書を出してしまったどこは、しばらく英語が必要な仕事が回ってこなかったのでした。

     

    その後に受け直したらTOEIC950点。

    USCPAのおかげで英語力がアップしていました!

    USCPA合格後に受けておけば、もっと英語力が必要な仕事が割り振られたのにもったいないことをしました。

     

    TOEIC950点のどこが、効果的なTOEICの勉強法を簡単にお伝えします。

    それは、TOEICの公式問題集を完璧にすること。

    特別な勉強は必要ないですし、問題集1冊分だけの出費ですむので安心してください。

     

    まず、最新のTOEICの公式問題集を買ってきましょう。

    最新の1冊だけでいいです。

    created by Rinker
    国際ビジネスコミュニケーション協会

     

    USCPAの学習と同じで、色々な教材に手を出す必要はありません。

    1冊を完璧にすれば900点はいきます!

    1冊を完璧にするにはかなり時間がかかることもあり、何冊も買う必要も余裕もないです。

     

    TOEIC公式問題集を時間をはかって通しで解いてみましょう。

    答え合わせをしたあとが本番です。

     

    TOEIC公式問題集で最初にすること

    1. 公式問題集に載っている英単語すべてを覚えること
    2. 公式問題集に出てくる英文法を完璧に理解すること

    さらに深掘りします。

    TOEIC公式問題集で深掘りする方法

    1. リスニングの問題は、スクリプトをきちんと理解したうえで、何度も繰り返し音声を聴く。
    2. 英文は「ディクテーション(書き取り)」をする。
    3. 英文を声に出して「オーバーラッピング(音声に合わせて音読)」をする。
    4. なぜこのような選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢が正解ではないのか自分で説明できるようにする。

    これを1冊やれば、確実に900点はいきます!

     

    リスニング問題は、繰り返し聴く必要があります。

    理解せずにただ繰り返し聴いても意味がありません。

     

    英文の「ディクテーション(書き取り)」は、パート1や2などの短めの英文から始めましょう。

    それから、パート3や4の長めの英文にチャレンジするといいでしょう。

     

    リスニングについては、シャドーイングが有効ですので、こちらを参考にしてください。

    シャドーイングでリスニング力を高めるーTOEICリスニング満点を取った私が解説
    シャドーイングでリスニング力を高める【TOEICリスニング満点の私が解説】TOEICのリスニング満点のUSCPA(米国公認会計士)のどこが、英語のリスニング力向上の方法を伝授。英語のリスニングにはシャドーイングをやるのが一番。効果的なシャドーイングの方法と、シャドーイングのおすすめ教材を紹介。...

     

    TOEICのリスニングのスコアを上げたい場合の裏技も念のために紹介しておきます。

    ちなみに、英語力は全く上がりませんので注意!

     

     

    TOEICのリスニングのスコアを上げる裏技

    TOEICという世界で「よく起こること」「存在しないもの」を知っておく!

     

    「よく起こること」

    1. 全社員参加のピクニックがよく開催される。
    2. コーヒー(coffee)とコピー(copy)をよく聞き間違える。
    3. 歯医者の予約がよくリスケされる。
    4. 図書館はいつも改装中である。
    5. 会社の業績がいつも良い(倒産は起きない)。

    「存在しないもの」

    1. 老人と子供は存在しない。
    2. アルコールやたばこは存在しない。
    3. 重い病気や大けがを経験した人はいない。
    4. 警察・消防・軍隊は存在しない。
    5. 犯罪・災害・戦争は存在しない。

     

     

    このような「よく起こること」「存在しないもの」を事前に知っておくと、少し聞き逃しても、TOEICの世界での「常識」で選択肢が選べますよ。

     

    ちなみに、TOEICの世界での「よく起こること」「存在しないもの」といった「常識」を学ぶのにおすすめの本はこちら。

    英語力は上がりませんが、TOEICのスコアアップには役立ちますよ!

     

    (2)英会話力を向上させるための勉強【仕事でのコミュニケーション対策】

    英会話力を向上させるための勉強でのおすすめは、オンライン英会話を受けることです。

    レッスン料は非常に安く、家でも空いた時間にお手軽に受けられるので、ぜひ利用してもらいたいです!

     

    おすすめのオンライン英会話はネイティブキャンプ

    数をこなして英会話力を上げたいならイチオシ。

     

    ネイティブキャンプの無料体験↓



    ネイティブキャンプは、ビジネス英語の教材が充実しています。

    そして、これが大事ですが、予約をしなくても好きな時間に好きなだけ受けられます!

    他のオンライン英会話だと、事前予約が必要なのがネック。

     

    残業が多いどこでも、ネイティブキャンプなら続けられました。

    他のオンライン英会話だと予約時間までに帰宅できなくて。

    何度もレッスンをドタキャンする羽目になり、講師の先生に迷惑をかけました。

     

    どこの場合は、週末の午後、連続受講して「週末プチ留学」の気分になったり。

    平日の夜に寝られない時、眠くなるまで講師の先生に雑談相手になってもらったり(今日あったことを話したり、ランチに食べたものや天気の話をしたり)。

    ちなみに映像はオフにできるので、お風呂上がりで化粧をしていなくても、パジャマなどテキトーな服装でも大丈夫。

     

    ネイティブキャンプツイート

     

    英語で色々な国の講師と話すので、海外旅行をした気分になれます。

    色々な人と雑談ができるようになるので、英語会議でのアイスブレイクが得意になりますよ。

     

    ネイティブキャンプについてはこちらを参考にしてください。

    ビジネス英語なら、ネイティブキャンプがおすすめのオンライン英会話学校です
    【ネイティブキャンプ】ビジネス英会話でおすすめオンライン英会話学校ビジネスで英会話が必須の人は必見!米国企業で働いてきた「USCPAどこのブログ」のどこが、ビジネスパーソンにおすすめのオンライン英会話を紹介。ダントツでおすすめなのはネイティブキャンプ!その理由と活用方法を解説。...

     

    ただし、量より質で、ビジネス英語に特化したい場合は、HanasoBizがおすすめのオンライン英会話となります。

     

    HanasoBiz(ハナソビズ)公式サイト
     

     

    どのくらい英会話力がついたかは、CASEC(キャセック)というオンラインの英語能力判定テスト(英会話試験)を受けてみるとわかります。

     

    CASECは、三菱商事などをはじめとした大手企業が導入しています。

    三菱商事のCASEC試験導入

     

    CASEC(キャセック)公式サイト↓

    CASECのテキストは本屋ではみつからないです。

    どこのお友達(英語ペラペラで米軍基地で働いていた方)がCASECの電子書籍を出しているので、ぜひ参考にしてください。

    一番わかりやすいCASECの本で、Kindle Unlimitedで無料で読めます!

     

     

    7.次の会計や監査の資格を取る!

    他の会計や監査の資格を取る!

    USCPAとして仕事をする際、英語以外に何が期待されるか。

    当たり前ですが、USCPAというのは米国の公認会計士なので、会計や監査の知識が期待されますよね。

     

    よって、少し落ち着いたところで、次の会計や監査の資格を取ることをおすすめします!

    具体的にどんな資格を取るといいかというと、特におすすめするのは3つ。

    USCPA合格後におすすめの会計や監査の資格

    1. IFRS検定(国際会計報告基準検定・IFRS Certificate)
    2. CIA(公認内部監査人)試験
    3. ACCA(英国勅許公認会計士)試験

    資格ではなく学位だが、ロンドン大学会計学修士もある。

     

    IFRS検定は、IFRS(国際財務報告基準)の知識が問われる試験。

    CIA(公認内部監査人)は、内部監査の国際資格。

    ACCA(英国勅許公認会計士)は、英国の公認会計士資格。

     

    それでは、IFRS検定CIA(公認内部監査人)ACCA(英国勅許公認会計士)について詳しく見ていきましょう。

     

    (1)IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)【国際会計資格】

    USCPA試験では、USGAAP(米国会計基準)は勉強するけれど、IFRS(国際財務報告基準)は勉強しないです(以前はIFRSもUSCPA試験の範囲でしたが)。

    USCPA合格者のみなさんは、IFRSの知識がないのが気になるのではないでしょうか。

     

    実際にBIG4で会計監査、グローバル企業で連結決算を担当した経験からすると、USGAAPよりIFRSの方が知っておく必要があると考えます。

    なぜなら、USGAAP適用会社より、IFRS適用会社に関わる機会の方が多い可能性があるからです。

     

    USGAAP(米国会計基準)は米国企業でしか適用されていませんが、IFRS(国際財務報告基準)は欧州企業はもちろんのことアジアの企業でも適用されてています。

    BIG4でどこが担当したクライアントも、IFRS適用会社が9割、USGAAP適用会社が1割でした。

    たとえIFRS検定(国際会計基準検定)を受験しないとしても、USCPA合格後はIFRSの勉強をしておいた方がいいです。

     

    IFRS検定の勉強は独学でもできます。

    たとえば、この本なら問題演習もできるので、USCPAに合格したあなたならこの本で十分かもしれません。

     

    ですが、IFRSをしっかりマスターしたいなら、IFRS検定の講座を受講し、網羅的・効率的にIFRSの知識を身につけるといいと思います。

    アビタスがIFRS検定講座を開講しているので、アビタスでUSCPAの勉強をしたみなさんはまたアビタスにお世話になってもいいでしょうね。

     

    ちなみにどこは、USCPA合格後すぐ、アビタスでIFRS検定講座を受講し始めました。

    USCPA合格後に転職したBIG4監査法人で、IFRSプロジェクトにアサインされ、急遽IFRSの知識が必要になったからです。

    アビタスを卒業したつもりが、すぐに出戻り。

    オールバック師匠とUSCPA合格祝賀会で涙の別れをしたのに、IFRS検定講座ですぐ再会したのでした。

     

    アビタスのIFRS検定講座がおすすめ(そもそもアビタスしかないため)

    1. アビタスのIFRS検定講座は、日本で唯一、IFRSの基準書を体系的に学べるコンテンツ。
    2. IFRSの基準書を3ヶ月(150時間から200時間)でマスター。
    3. 日本語と英語併記のテキスト

     

    そもそもですが、USCPA講座はTAC、大原簿記、プロアクティブなども提供していますが、IFRS検定講座はアビタスだけが提供。

    講座受講を希望する場合、アビタス以外の選択肢はないです。

    つまり、独学かアビタスの二択のみ。

     

    IFRS検定については、こちらの記事を参考にしてください。

    【アビタス紹介割引あり】IFRS Certificate(国際会計基準検定)の難易度、活かし方
    IFRS検定って?難易度、勉強方法、活かし方は?USCPAとも比較IFRS Certificate(国際会計基準検定)、通称IFRS検定に興味がある方は必見!IFRS検定がどんな資格で、どう勉強したらいいのか、どう資格が活かせるのか、IFRS検定とUSCPAの違いを「USCPAどこのブログ」のどこが解説!...

     

    (2)CIA(公認内部監査人)【内部監査資格】

    最近思うのが、USCPA合格後、CIA(公認内部監査人)試験に挑戦する人が増えてきたことです。

     

     

     

    USCPA(米国公認会計士)は国際ビジネス資格の最高峰。

    CIA(公認内部監査人)は内部統制・内部監査のスペシャリスト。

     

    USCPA合格後にCIAにも挑戦し、ダブルライセンスにするのは非常におすすめ!

    USCPA×CIAがおすすめな理由

    1. USCPAの監査やビジネス知識がCIAで活かせる:USCPAとCIAは親和性あり
    2. 外部監査と内部監査の両方の理解があることを示せる:転職で高評価

     

    なんとCIA試験の出題範囲の約9割が、USCPA試験の出題範囲と重複しています。

    よって、USCPA合格者であれば、1ヶ月くらいの学習で合格できる可能性があります(あくまでも可能性で保証はできませんが)。

     

    CIAが気になるなら、USCPA合格直後のまだUSCPAで学んだことが頭に残っているうちがチャンス。

    CIAに挑戦するのは早めがよし。

     

    転職市場で、外部監査と内部監査のどちらも理解しているとアピールできます。

    なので個人的には「USCPA×日本の公認会計士」よりも「USCPA×CIA」の方がおすすめだと思っています。

     

    USCPAほどではないですが、CIAも独学するのは少々難しいです。

    CIA(公認内部監査人)試験が独学が難しい理由

    1. 過去問が非公開なため、教材が少なく情報収集が難しい。
    2. ビジネスやITなどの幅広い知識が問われるため、独学だと時間がかかる。

     

    よって講座を受講することになるのですが、なんとアビタスにCIA講座もあります!

    アビタスのCIA講座がおすすめ

    1. 圧倒的な合格実績:日本のCIA合格者の60%以上がアビタス受講生
    2. 教材と講師:試験傾向を徹底分析した教材とCIAを知り尽くしたプロ講師
    3. サポート:学習回答サービスと受験手続サポート

    このプロ講師というのは、アビタスのUSCPA講座で大人気の伊藤講師!

     

    CIA(公認内部監査人)については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

    CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?
    CIA(公認内部監査人)試験の難易度は?独学可能?おすすめのCIA講座は?CIA(公認内部監査人)に興味がある方は必見!CIA試験の難易度や勉強法について詳しく解説!実は、CIA試験は独学可能ですが、CIA講座を受講するのが確実。アビタスとTACのCIA講座を比較しているので、どちらにするか決められます。...

     

    (3)ACCA(英国勅許公認会計士)【英国の公認会計士資格】

    米国の公認会計士のUSCPAと英国の公認会計士のACCA。

    どっちがいい?という相談が増えてきました。

     

    個人的には、USCPAかACCAかの二択ではなく、まずはUSCPAに合格。

    それから、必要性を感じればACCAにも挑戦する。

    これがいいのではないかと思います。

     

    理由としては、USCPAであればACCA試験で科目免除が受けられるからなんです。

    ACCA試験は試験科目が13科目もありますが、USCPAであれば8科目も免除!

     

    反対に、USCPA試験は科目免除はないので、ACCAであっても免除になることはありません。

    なので、ACCAに合格してからUSCPAに挑戦するより、USCPAに合格してからACCAに挑戦する方がいいと思います。

     

    ただ、IFRSの知識が必要ということでACCA試験に挑戦するか検討する方がいますが、ただそれだけならIFRS検定の学習で十分だと思います。

    IFRS検定の学習でも十分にIFRSの知識は身につきますので。

     

    ACCAについては、USCPAとACCA徹底比較!で詳しく説明をしていますので、こちらを見てくださいね。

    USCPA(米国公認会計士)とACCA(英国勅許公認会計士)徹底比較!どっちがいい?
    USCPA(米国公認会計士)とACCA(英国勅許公認会計士)徹底比較!どっちがいい?USCPA(米国公認会計士)とACCA(英国勅許公認会計士)に興味がある方は必見!USCPAとACCAを徹底比較!この記事を読めば、USCPAとACCAの違いを理解し、どっちにチャレンジすべきか、ダブルにすべきか判断できる!...

     

    補足:ロンドン大学会計学修士【海外名門大学の修士号】

    ロンドン大学会計学修士もUSCPA合格後の選択肢として人気です。

    どこはあまりおすすめとは思っていないのですが、このような選択肢があるということで一度は検討してもいいと思います。

     

    USCPAにロンドン大学会計学修士が人気なのは、主に以下の5つの理由からでしょう。

    USCPAにロンドン大学の会計学修士が人気な理由

    1. USCPAは出願手続きが簡単
    2. 英語力証明(TOEFL・IELTS)が免除
    3. 最短6ヶ月で終了可能(短期プログラム)
    4. 比較的低コストで受講可能(約100万円)
    5. オンラインで受講可能(仕事を続けながら学習可能)

     

    詳しくは、USCPAにロンドン大学の会計学修士プログラムが人気な理由5選を参考にしてください。

    USCPAにロンドン大学の会計学修士プログラムが人気な理由5選
    【USCPAに大人気!】ロンドン大学の会計学修士プログラムを徹底解説USCPA(米国公認会計士)にロンドン大学の会計学修士プログラムが大人気!なぜ人気?何かUSCPAなら優遇される?USCPA・USCPA検討者向けに徹底解説!...

     

     

    おまけ:USCPAの活かしかたを考える!

    USCPAの活かしかたをさらに考える!

    USCPA合格後、USCPAの活かしかたをさらに考えてみるといいでしょう。

    転職や副業をして年収を最大化するのは、USCPA合格までにかかった自己投資を回収したいので大事ですね。

     

    ですが、それだけではありません。

    こんなUSCPAの活かし方があります。

     

    USCPAの活かしかた(転職や副業以外)

    1. USCPAとして海外で働いてみる!?
    2. USCPAとして複業を始めてみる!?
    3. USCPAとして開業してみる!?

     

    (1)USCPAとして海外で働いてみる!?

    USCPAだと海外で働ける可能も高くなります。

     

    せっかくUSCPA資格を取ったのならば、一度くらい海外で働いてみてもいいですよね。

    すぐに海外で働かないにしても、どんな国で働けるのか調べてみるのはどうでしょうか。

    USCPAならば、MRA(相互承認協定)を結んでいる国でCPAとして働けますし。

     

    どこは4か国で働いたことがあります。

    特にタイのバンコクでは、米国企業で会計業務をしていたので、USCPA資格が最大限に活かせました。

     

    USCPAのMRA(相互承認協定)はこちらを参考にしてください。

    USCPA資格の相互承認制度を利用して、米国以外の国でも公認会計士になる
    米国公認会計士(USCPA)の相互承認協定(MRA)とは?米国以外でもCPAに!USCPA(米国公認会計士)の相互承認協定(MRA:Mutual Recognition Agreements)について「USCPAどこのブログ」のどこが解説!USCPA資格があれば、米国以外の国でもCPA(公認会計士)になれる!どの国と相互承認協定を結んでいるか紹介。...

     

    USCPAのための海外就職入門も参考にしてくださいね。

    USCPAが現地採用として海外で仕事を得るために知っておきたいこと
    【現地採用】USCPA(米国公認会計士)の海外就職入門!大事なこと3つUSCPA(米国公認会計士)で海外就職(現地採用)希望なら必見!USCPAのための海外就職入門を「USCPAどこのブログ」のどこが開設。どこはUSCPAとして現地採用で仕事をみつけて働いてきた経験あり。海外就職する際に大事な3つも紹介。...

     

    タイ・バンコク海外移住・海外就職完全ガイドも参考にしてくださいね。

    海外移住・海外就職のための情報@タイ・バンコク
    【保存版】タイ・バンコク 海外移住・海外就職ガイド 迷いを全部解決!タイのバンコクに移住して働いてみたい人は必見!この記事では、タイの基本情報・就職情報・生活情報を解説しています。実は、バンコクで働くのは難しくありません。この記事を読めば、タイで働くイメージをし、移住に踏み出せるようになります。...

     

    (2)USCPAとして複業を始めてみる!?

    また、複業を始めてみるのもおすすめです。

     

    副業はお金をもらうために本業のかたわらに行うもの。

    一方で、複業はお金がもらえなくても、本業と同じくらい大事に行うものです。

    いわゆるプロボノ(プロフェッショナルとしての知識やスキルを活かしたボランティア)です。

     

    どこは、ずっとプロボノをしてきました。

    ボランティア先からお金をもらわない代わりに、複業(プロボノ)の活動資金にするため副業を始めたという経緯があります。

    そもそも、プロボノがUSCPAになった最終目的なので、USCPAになってプロボノができて人生の目的が果たせたことになります。

     

    プロボノ(プロフェッショナルとしてのボランティア)を始めることも考えてみてくださいね。

    USCPAの複業(パラレルキャリア) プロボノについて
    USCPA(米国公認会計士)の知識を活かしたプロボノ(専門家のボランティア)USCPA(米国公認会計士)の「プロボノ」を解説。パラレルキャリア(複業)のうち、営利目的ではない複業が「プロボノ」。USCPAが「プロボノ」をするメリットを「USCPAどこのブログ」のどこが解説。専門家のボランティアとは?...

     

    (3)USCPAとして開業してみる!?

    さらに、USCPAとして国内で開業してみることも考えてみましょう。

    USCPA資格は、日本の国家資格ではないため、国内で開業はできません。

    よって、独立開業するため、日本の国家資格(士業資格)も取得するのはアリです。

     

    試験に合格するのは大変ではありますが、日本の公認会計士、税理士、社会保険労務士(社労士)あたりが、ダブルライセンスにするには相乗効果が高いでしょう。

    「USCPA×日本の公認会計士」「USCPA×税理士」「USCPA×社会保険労務士」であれば、日本では最強のプロフェッショナルになれますね。

     

    USCPAとダブルライセンスにしたいおすすめ士業資格3選を参考にしてくださいね。

    USCPA(米国公認会計士)とダブルライセンスにしたいおすすめ士業資格3選!
    米国公認会計士(USCPA)とダブルライセンスにしたい士業資格3選米国公認会計士(USCPA)はどの日本の士業資格(国家資格)を取得しダブルライセンスにするのがおすすめ?公認会計士、税理士、社会保険労務士の3つ!日本の公認会計士、税理士、社会保険労務士がUSCPAにも挑戦するのもあり!...

     

     

    まとめ:USCPA合格後にやるといいこと7ステップ(どこの経験からおすすめ!)

    USCPA合格後にやるといいこと7ステップ(どこの経験からおすすめ!)

    USCPA全科目合格後にやるといいことをご紹介してきました。

    以下の7つのステップをおすすめしています。

    USCPA全科目合格後にやるといいこと7ステップ

    1. USCPA合格の報告やお礼をする!
    2. 「Congratulatory Letter」(「Successful Candidate Letter:」合格証明書)を入手する!
    3. USCPAライセンスを取得する!
    4. 転職エージェントに登録する!
    5. USCPAを活かした副業をする!
    6. 英語の勉強をする!(TOEICと英会話)
    7. 次の会計や監査の資格を取る!(IFRS検定、CIA、ACCA)

     

    合格したら合格の報告やお礼をして、USCPA受験生の生活とは区切りをつける。

    そして、USCPAとしてのキャリアを始めるために、USCPAライセンスを取得。

     

    転職エージェントに登録し、相談にのってもらいつつ、転職面接を受けていく。

    USCPAにおすすめの転職エージェント「MS-Japan」

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    USCPAを活かした副業をして、生涯年収の最大化を図るのも大事でしょう。

    「本業×副業」で年収2,000万円を達成するのも、USCPAであれば夢ではありません。

    USCPAにおすすめの副業 どのように始めるのか?何に気をつけるのか?
    【USCPAの副業入門】USCPA資格が活かせるおすすめ副業4種類【USCPA向け副業入門】USCPA(米国公認会計士)資格が活かせる副業を4種類紹介!副業の始めかたをUSCPAとして副業をしてきた「USCPAどこのブログ」のどこが解説。USCPA資格を活かして「副業×本業」で収入を最大化しましょう!...

     

    さらに、英語力を高めたり、会計・監査資格の勉強を始める。

    TOEIC900点以上を目指して、社内や転職でアピールできるスコアを取ったり。

    オンライン英会話で英語での仕事でも困らない英会話力を磨く。

     

    USCPAにおすすめのオンライン英会話学校

     

    ネイティブキャンプの無料体験↓



     

    IFRS検定の勉強で、USGAAP(米国会計基準)だけではなくIFRS(国際財務報告基準)にも詳しくなる。

    また、CIA(公認内部監査人)試験で、外部監査と内部監査のスペシャリストになり、USCPA×CIAのダブルライセンスに!

     

    CIA試験はアビタスの講座がおすすめ!

    アビタスCIA講座を確認する

     

     

    USCPA合格後、7ステップをこなせば、最強のUSCPAになれると思いますよ。

    引き続きがんばっていきましょうね!

     

     

    以上、「USCPA合格後にやること!USCPAに合格したら【7ステップ】」でした。

    困った君
    困った君
    USCPA合格後に何をしたらいいのかわかったよ。

    今から1つ1つやってみるね。

    どこ
    どこ
    USCPA合格後、USCPA受験の区切りをつけて、さらなるステップアップをしていくわけだね。

    USCPA合格はゴールではなく、スタート。

    だから、さらなる高みを目指して、今後もがんばっていこうね。

    USCPAに合格したあなたなら、どんなに高い山でも登り切れるから大丈夫。