BIG4監査法人へ転職するにはどうしたらいいのか知りたいよ。
USCPA試験に全科目合格してすぐ、BIG4監査法人に転職したんだよ。
その経験から、USCPAがBIG4監査法人への転職を成功させるために大切なことを3つ紹介していくね。
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USCPAの転職では、転職エージェントを使うことをオススメしています。
どの転職エージェントを使うか決めていない場合、MS-Japanに登録してみてください。
MS-Japanは、どこがUSCPA合格後すぐBIG4監査法人に転職したときにお世話になった転職エージェントさんです。
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もし、USCPAの勉強を始めていない場合は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かし方・USCPA短期合格のコツを記載しています。
USCPAのためのBIG4監査法人への転職必勝法
USCPAのBIG4監査法人への転職必勝法をお話していきます。
「USCPAに挑戦するのは、BIG大手監査法人で監査がやりたいから」というUSCPA受験生が一定数います。
ですが、実際にBIG4監査法人の監査職で採用されたUSCPA合格者はかなり少なく感じます。
同時期にUSCPAの学習を始めたアビタス受講生の中で、BIG4監査法人で監査職として採用されたのはどこのみ。
監査職を希望していたのに、アドバイザリー職で採用されたり。
BIG4監査法人ではなく、中小監査法人で採用されたり。
どこがBIG4監査法人の監査職で採用された理由を振り返ると、転職で成功した理由は3つあると考えています。
ですので、USCPAがBIG4監査法人への転職を成功させるのに大切なこととしてお話していきたいと思います。
USCPAがBIG4監査法人への転職を成功させるのに大切なこと3つ
- 必ず転職エージェントを使うこと
- BIG4監査法人の特徴を把握し、応募する法人を決めること
- 自分のキャリアを見つめなおし、面接対策をすること
BIG4監査法人での監査職を希望しているUSCPA受験生の参考になれば嬉しいです。
1.必ず転職エージェントを使うこと
USCPAがBIG4監査法人への転職を成功されるために大切なことの1つ目は、必ず転職エージェントを使うことです。
監査法人のウェブサイトを見ると、採用情報のページがあって自分で応募可能です。
ですが、監査法人に自分で直接応募することは、おすすめできません!
転職エージェントを通して応募した方がいいですよ。
なぜなら、直接応募のデメリットが大きく、転職エージェントを通して応募するメリットの方が大きいからです。
(1)直接応募のデメリットの例
BIG4監査法人の場合は、直接応募はデメリットが大きいと考えています。
ちょうど、どこと同じ日に監査法人に中途入所した同僚(同い年のUSCPA)が直接応募だったので、例として挙げます。
入所したあと色々と情報交換したのですが、なかなか書類審査の結果や面接の日程連絡が来ず、しかも一度不採用通知が来たそうです。
ですが、どこの入所が決まり、同い年のUSCPA同士でうまくやっていけそうだからと、不採用通知取消しの連絡が改めて来たそうです。
なぜ転職エージェント経由ではなく直接応募にしたのか、そのUSCPAの同僚に聞いてみました。
「転職エージェントを使うと、採用する側の企業は紹介料を払わないといけないので、直接応募の方が採用率が高いと聞いたから」とのことでした。
たしかに、小規模な企業では紹介料を払いたくないため、直接応募を優先することがあるかもしれません。
ですが、監査法人に関しては、紹介料をケチって転職エージェント経由の応募者より直接応募者を優先させるということはないでしょう。
ですので、転職エージェントを通すことをおすすめします。
もちろん、転職エージェントを利用する際、応募者側の金銭的負担は一切ありませんので、安心してください。
直接応募でないといけない理由がない限りは、転職エージェントを使って監査法人に応募しましょう。
(2)転職エージェント経由の応募のメリットの例
転職エージェントを使うことをおすすめしますが、どの転職エージェントでもいいというわけではないです。
転職エージェントは慎重に選びましょう。
転職エージェントの中でも、担当者との相性もありますので、3社から5社くらいに連絡を取ってもいいかもしれません。
どこの場合も、3社に連絡を取り、非常にサポートが良かったMS-Japan経由で、BIG4監査法人の内定をもらっています。
ちなみに、3社のうちの1社であるアビタスキャリアでは、BIG4監査法人に応募すらさせてもらえませんでした。
なので、MS-Japanは、USCPAが監査法人や経理職に応募したい場合、登録するといい転職エージェントとの1つとしてオススメしています。
たとえ今すぐ転職する気がなくても、転職エージェントに登録だけはしておいた方がいいですよ。
なぜなら、いざ転職したいということになったとき登録から始めると出遅れてしまうから。
転職エージェントの登録や相談は無料。
登録しておけば希望に合った新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届きます。
気になる求人をストックしておけば、転職したくなったときに必ず役立ちます!
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ぜひすぐに登録だけでもしてみてください!
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USCPA向けの優良な求人情報が集まる転職エージェントは「MS-Japan」だよ。
どこがUSCPA合格後にBIG4転職で成功した際にお世話になった転職エージェントなんだよ。
それでは、転職エージェントからどのようなサポートが得られたのか、自分の経験から挙げていきます。
転職エージェントから得られるサポート
- 各監査法人の採用動向や採用条件の情報提供
- 「履歴書」と「職務経歴書」のチェックとアドバイス
- 面接前のフォローアップ
- 面接中のフォローアップ
- 面接後のフォローアップ
①各監査法人の採用動向や採用条件の情報提供
USCPAの採用状況、どのような条件で採用されているかなど、外部にはなかなか出てこない情報を提供してくれます。
②「履歴書」と「職務経歴書」のチェックとアドバイス
転職エージェントの担当者はプロなので、どのように「履歴書」と「職務経歴書」を書けば書類審査を通過できるのか、ノウハウを持っています。
たたき台をまず自分で作って、書類審査を通過できるレベルに一緒に仕上げていくと効果的です。
③面接前のフォローアップ
これは、面接官に対してと、応募者に対してとどちらもあります。
まず、面接官に対する面接前のフォローアップですが、一緒に「履歴書」と「職務経歴書」を仕上げていく中で、転職エージェントの担当者は、こちらのことをよく理解してくれて、面接官に面接前に情報を伝えておいてくれます。
USCPAを目指した理由、現在の勤務先でがんばっていることなどを面接官に伝えておいてくれるので、ある程度の事前情報を基に、面接官も質問してくれるようになります。
次に、応募者に対する面接前のフォローアップですが、応募先の事業部の情報や担当することになるであろう業務内容について、事前に詳しく教えてもらえます。
また、面接官についても、どのような人か、どのようなことを伝えるといいかアドバイスしてくれます。
それまでの他の応募者の面接から想定される「面接で質問されると考えられることのリスト」も事前にくれます。
④面接中のフォローアップ
これはどの転職エージェントもそうなのかは分からないのですが、どこの監査法人の面接に転職エージェントの担当者がついてきてくれました。
既に何人かUSCPAを紹介して採用してもらっていたので(そして、そのUSCPAの先輩方は、監査法人内でも優秀だと評価が高かったです)、転職エージェントの担当者は、面接官のパートナーと信頼関係がありました。
そして「どこさんも採用しちゃいません?」(そこまでクダケテはいませんでしたが)といったノリで面接中に強くプッシュしてくれました。
そして、面接官のパートナーもユニークな方で「そうだね、採用しちゃおうかな」(そのくらいクダケテいました)とかなり前向きになってくださっていました。
⑤面接後のフォローアップ
採用の可否について、すぐに監査法人に確認をしてくれて、その日のうちに内定の連絡をもらえました。
そして、再度入社時期と給与の希望を確認し、監査法人の人事と入社日の調整や給与額の交渉をしてくれました。
転職エージェントのサポート内容
- 内定が出るための転職のプロの視点でのアドバイス
- 応募者が自分でやると大変なことの代行
- 応募者が言いづらいこと・聞きづらいことの代行
- 内定が最速で出るようにスケジュール調整
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MS-Japanの担当者でに面接のフォローをあまりしてもらえなかったという声をいただきました。
どこの担当者さんは、こちらから何か言わなくても色々と情報をもらえましたが、基本的には自分から質問はしていったほうがいいと思います。
質問しても教えてもらえないということはないと思いますが、フォローが不十分と思った場合は担当者を変えてもらうか、他の転職エージェントさんも試してみてくださいね。
2.BIG4監査法人の特徴を把握し応募する法人を決めること
USCPAがBIG4監査法人への転職を成功されるために大切なことの2つ目は、BIG4監査法人の特徴を把握し、応募する法人を決めることです。
BIG4監査法人は、各法人でカラーが違いますし、得意な業務分野も違います。
BIG4をハリーポッターになぞらえると、こうなるらしい。
KPMG:レイブンクロー
Deloitte:スリザリン
EY:ハッブルパブ
PwC:グリフィンドールたしかに、カラー(ロゴも法人の特徴も)が一致している?
『監査法人との付き合い方がわかる本』の著者によれば、こうなる。
あずさ(KPMG):堅実… pic.twitter.com/AXwV67j2CL
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』改訂版12月14日発売 (@dokoblog) May 4, 2023
ですので、事前に違いを把握し、どの法人に応募するのか決めましょう。
BIG4監査法人の違いについては、こちらの記事も参考にしてください☟
BIG4監査法人で働けるなら、どの法人でもいいと思われる方もいるかもしれません。
ですが、面接時に「なぜこの法人を選んだのですか?」と面接官に聞かれる可能性があります。
建て前だけでもいいので、応募する法人について、他の法人と差別化できる点をリストアップしておきましょう。
3.自分のキャリアを見つめなおし面接対策をすること
USCPAがBIG4監査法人への転職を成功されるために大切なことの3つ目は、自分のキャリアを見つめなおし、面接対策をすることです。
監査法人の監査職の面接は、通常は1回だけです(ただし、アドバイザリー職は違うかもしれません)。
事業会社は2回、3回は面接すると思います(私の場合、人事担当者と1回、配属予定部署の担当者と1回、役員などと1回)。
監査法人の監査職の面接は1回勝負。
その1回の面接の場で、資格やキャリアについて、一貫性のある説明が必要となります。
面接で一貫性のある説明が必要!
- USCPAの資格をなぜ取ろうと思ったのか
- これまでのキャリア
- 今後のキャリア(今後BIG4に入所してどうしたいのか)
この3つに一貫性があれば、面接は問題なく通過できるはずです。
(1)自分のキャリアを見つめなおす
これまでのキャリアに関しては、「履歴書」や「職務経歴書」を作成し、転職エージェントの担当者からの質問に答えていく過程で、ある程度見つめなおしはできます。
一方、今後のキャリアについては、自分で考えて深掘りしていく必要があります。
時間を取って、今後どうしたいのか考えましょう。
それが的外れだと、面接でも面接官に採用したいとは思ってもらえないですし、たとえ入所しても希望とマッチせず、お互いに不幸になります。
(2)面接対策をする
監査法人の面接については、以下のようなことが聞かれる可能性があります。
事前にどのように答えるか考えておきましょう。
監査法人の面接での想定質問
- この法人を選んだ理由(志望動機・他法人との差別化のポイント)
- USCPAを取得しようと考えた理由
- これまでのキャリア(職務内容・業務内容)
- 今後のキャリアプラン(将来どうしたいのか)
- 英語のレベル(TOEICの点数以外の英会話力など)
あと、どこの場合は、質問されている時間より、質問してくださいと言われて自分が質問する「逆質問」の時間の方が長かったです。
後から考えると、質問力を試されていたのではないかと思います。
監査では質問力が大事なのに質問がうまくできず、クライアントを怒らせている監査人が多かったからかもしれません。
センスを感じる(?)質問も用意しておきましょう。
「何か質問はありますか」と聞かれて「ありません」と答えるのだけは避けましょう。
ちなみに、どこは、あまり質問はきちんと考えていなかったので、ありきたりな質問やセンスのない質問をしてしまいました。
- 女性は働きやすいですか?
- USCPAは入所後何を勉強したらいいですか?
など、恥ずかしい質問もしてしまいました。
担当面接官のパートナーがユニークな返しをしてくださり、場が盛り上がったのが救いです。
- 自分は女性ではないからわからないけど、働きやすいんじゃないかなあ。
- 何を勉強したらいいか、自分もわからないままだなあ。
など、どんな質問にも答えてもらえましたし、採用されたのでよかったですが。
さらに、監査法人はどのような人材を求めているかも知っておきましょう。
監査法人が求める人材
- 監査はサービス業なので、好感を与えられる人。
- 監査はチームワークが重要なので、コミュニケーション能力が高い人。
- 幅広く新しい業務を担当することになるので、既に知識があるかより地頭がいい人。
- 色々な国の人と働くので、海外での経験(留学、海外駐在、海外旅行など)が豊富な人。
- 何らかの形で、これまで監査にかかわった経験(事業会社で監査対応をしたか、知り合いなど周りに監査人がいるかなど)がある人。
監査法人はどのような人を求めているか考えましょう。
そして、面接時に求められる人物像を演じる(地で行ける場合はそのままでいい)ようにしましょう。
- 自分のキャリアについて、一貫性のあるストーリーはできましたか?
- 面接の想定問答は頭に入っていますか?
- 監査法人が求める人物像のイメージトレーニングはバッチリですか?
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- どこがBIG4監査法人に転職したときに、お世話になった転職エージェントです。
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まとめ:USCPAのBIG4監査法人への転職必勝法
USCPAがBIG4監査法人への転職を成功するために大切なことを3つ挙げました。
USCPAがBIG4監査法人への転職を成功させるために大切なこと3つ
- 必ず転職エージェントを使うこと。
- BIG4監査法人の特徴を把握し、応募する法人を決めること。
- 自分のキャリアを見つめなおし、面接対策をすること。
転職エージェントに登録し、心強いサポーターを得て、監査法人に関する情報を基に、自分の今後のキャリア形成について考えましょう。
そして、面接時に「監査法人に入所することが自分の将来にプラスであること」「監査法人にとっても自分を雇うことがプラスであること」がうまく伝えられるようにしておきましょう。
面接に関していえば、書類が通過しているのだから「採用しても使えないかも」と思われない限り、不採用になる可能性は低いと思っています。
事業会社よりもシンプルで、面接1回、圧迫面接なし。
常識的な受け答えができればOKなので、事前にある程度の準備をしておけば、それほど心配しなくていいと思います。
- まず、自分を採用すればメリットがあると面接官に思ってもらう。
- 次に、自分にとって入所することがキャリア形成に必要なことを伝える。
- 何より、面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるよう自分のことを好きになってもらう!
以上、「USCPAのためのBIG4監査法人への転職必勝法【BIG4に転職したUSCPAが解説】」でした。
以前作った「職務経歴書」をアップデートすることからやってみようかな。
でも、転職エージェントの担当者と話す機会を作ると、さらに今後のキャリアが明確化できるよ。
なので、USCPAの勉強中に転職エージェントに登録してみるのは、勉強のモチベーションアップにつながると思う。
BIG4監査法人との面接では、貢献してもらえそうな人材だ、一緒に働きたいと面接官に思ってもらえるようにしてね。
法人のことを理解し、この法人で働きたいという気持ちが強くなっていれば、それは面接官にも伝わって、ぜひ採用したいと思ってもらえるよ。
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たとえ今すぐ転職する気がなくても、転職エージェントに登録だけはしておいた方がいいですよ。
なぜなら、いざ転職したいということになったとき登録から始めると出遅れてしまうから。
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