USCPA試験は、米国の色々な機関が関わっていて、関係がよくわからなくて困ったな。
USCPA試験の勉強をしているときに何か手続きが発生しても、どの機関に何をしたら良いのか悩んだよ。
なので、USCPA試験の受験に関連する機関についてとりまとめたから、参考にしてね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
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USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
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USCPA試験受験生が知っておきたい試験関連機関
USCPA試験受験の関連機関は、主に以下の4つです。
USCPA試験受験の関連機関
- Boards of Accountancy(会計士委員会)
- AICPA(米国公認会計士協会)
- NASBA(全米州政府会計委員会)
- Prometric(プロメトリック)
USCPA試験受験の関連機関、それぞれの関係は上の図を参考にしてください。
受験生に直接関連するのは、NASBAとPrometricです。
(1)Boards of Accountancy(会計士委員会)
Boards of Accountancyは、各州の会計士委員会のことです。
USCPA試験は全米共通試験ですが、受験条件(受験資格)、試験のルール、合否の決定権は州ごとにあり、Boards of Accountancyが管轄します。
(2)AICPA(米国公認会計士協会)
AICPA (American Institute of Certified Public Accountants)とは、米国公認会計士協会のことです。
AICPAは、USCPA試験の作成と採点を行います。
(3)NASBA(全米州政府会計委員会)
NASBA (National Association of State Boards of Accountancy)とは、全米州政府会計委員会のことです。
各州の会計士委員会(Board of Accountancy)から、USCPA試験受験の手続きを委託されている機関で、USCPA試験受験の手続き全般に関わります。
USCPA受験生がNASBAのウェブサイトで行うこと
- 出願
- 受験票(NTS:Notice to Schedule)の確認と印刷
- 日本会場手数料の支払い(日本会場で受験する場合)
- 試験結果(スコア)の確認
NASBAによる試験結果発表(スコアリリース)については、こちらの記事も参考にしてください。
(4)Prometric(プロメトリック)
Prometric(プロメトリック)は、USCPA試験の受験会場となるテストセンターを運営している民間企業です。
米国内では、約350か所のプロメトリックのテストセンターで、USCPA試験の受験が可能です。
日本国内では、東京の御茶ノ水ソラシティテストセンターと、大阪の中津試験会場の2か所でUSCPA試験の受験が可能です。
CPA受験生がPrometricのウェブサイトで行うこと
- 試験会場の空きの確認
- 試験会場の予約
Prometricでの受験に関して、こちらの記事も参考にしてください。
Prometricのサイトでの試験予約について、こちらの記事も参考にしてください。
補足:学歴評価機関(NIES・FACS・ERESなど)
そのほか、学歴評価依頼で関わってくる機関を挙げておきます。
学歴評価機関
米国以外の大学(日本の大学など)で学位や単位を取得した場合、学歴評価機関に学歴評価(Academic Credential Evaluation)の依頼をする必要があります。
取得した学位や単位が、米国で取得したものと同等であることを公式に証明してもらうためです。
学歴評価手続きは、各州会計士委員会が指定する学歴評価機関を利用します。
- NIES:ワシントン、アラスカ、モンタナ、ニューヨーク、グアム
- FACS:グアムのみ
- ERES:グアムのみ
まとめ:受験の流れと関連機関
USCPA(米国公認会計士)試験受験で関連する機関について見てきました。
出願から受験まで、多くの手続きが必要で、しかも米国にある機関とのやり取りになります。
よって、思った以上に時間がかかったり、追加で資料を提出することになったりします。
どのような順番で、どの機関とどのように関連するのか、頭に入れておくと良いでしょう。
USCPA(米国公認会計士)試験受験の流れと関連機関
- 学歴評価依頼☞NIES、FACS、ERES
- 出願☞NASBA
- 出願手数料と試験料の支払い☞NASBA
- 受験票(NTS)の確認と印刷☞NASBA
- 日本会場手数料の支払い☞NASBA
- 試験会場の空きの確認と予約☞Prometric
- 試験結果(スコア)の確認☞NASBA
USCPA試験受験までにやることは、こちらを参考にしてください。
以上、「USCPA(米国公認会計士)受験生が知っておきたい試験関連機関」でした。
特に、USCPA試験受験の手続き全般を委任されているNASBAと、試験会場の運営をしているPrometricとは直接関わってくるみたいだね。
どの機関がどんな役割をしているか理解すれば、複雑ではないよね。
USCPA試験は、勉強だけではなく、受験できる状態に至るだけでも手間がかかって大変だけど、がんばってね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
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USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
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