挑戦・撤退

【調査】米国公認会計士(USCPA)をあきらめた人にアンケート!なぜ挫折?

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困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)に興味があるんだけど、挑戦するか踏み切れないよ。

挑戦したい!という気持ちと、合格できなかったらどうしよう・・・という気持ちでモヤモヤ。

どこ
どこ
どこは、USCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA予備校などは、合格者の声しか取り上げないから、合格できた人のことはわかっても、合格できなかった人のことはよくわからないよね。

Twitter(X)などでも、挫折してしまった人は何も言わずに静かに消えてしまうことが多いし。

今回、USCPA予備校に入学し本格的にUSCPAの勉強をしたけれど、途中でUSCPAをあきらめてしまった人を対象にアンケートを取らせてもらったから、ぜひ参考にしてね。

2024年1月から新USCPA試験開始!

新試験に合わせた教材を使わないと合格が難しくなりました。

 

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どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。

USCPA資格の活かし方USCPA短期合格のコツを記載しています。

 

これからUSCPAに挑戦する場合「USCPAの始めかた」も参考にしてください。

USCPAの始めかた 5ステップ
USCPA(米国公認会計士)になるには?USCPAの始めかた【5ステップ】USCPA(米国公認会計士)になりたい方は必見!「USCPAの始めかた」を5つのステップでUSCPAどこが解説!USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら何をしたらいいのかシンプルにわかる!...

1.USCPAをあきらめてしまった人への調査の趣旨

USCPAをあきらめてしまった人への調査の趣旨

今回、某サイトを通して、USCPAをあきらめてしまった人を対象にアンケート調査をさせていただきました。

ご回答いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました!

 

なぜこのようなアンケート調査をしようと思ったかというと、USCPA予備校は合格者のことしか公表しません。

ですが、実際はUSCPA予備校に入学したけれど、挫折して撤退してしまった人が多くいると思ったからです。

 

何人合格したのか(分子)は、USCPA予備校が公表するのでわかります。

ですが、どのくらいの人がUSCPA予備校に入学したのか(分母)はわかりません。

結局どのくらいの人が入学したけれど勉強をやめてしまったかがわからないのですよね。

 

USCPA予備校からの情報

入学者のうち、どのくらいの人が撤退してしまったのか不明!

入学者=合格者+勉強中の方+撤退者(一時的に)+撤退者(完全に)

 

個人では、どのくらいの人がUSCPAの勉強をあきらめてしまったのかは調べられません。

ですが、どんな理由であきらめたのかは、全員分は無理でも、少しは調べて明らかにできます。

よって、USCPA予備校への入学を検討している方、現在勉強中の方にも参考にしていただけると思いアンケート調査をすることにしました。

 

 

2.USCPAをあきらめてしまった人への調査の内容

USCPAをあきらめてしまった人への調査の内容

USCPAの予備校に入学したけれど、「途中でUSCPAの勉強をやめてしまった人」を対象に、以下の項目にご回答いただきました。

 

USCPAをあきらめてしまった人へのアンケート調査の内容

  1. 受講していたUSCPA予備校の名前
  2. USCPAの勉強を始めたときの仕事
  3. USCPAの勉強を始めたときの年齢
  4. USCPAになろうと思った理由
  5. USCPAの勉強をした期間
  6. USCPAの受験をした回数
  7. USCPAの勉強をやめた理由
  8. USCPAの勉強を再開する予定があるかどうか

 

本当にUSCPA予備校に入学し、USCPAの勉強をしてきたのかが判断がつくよう、選択肢は設けず、ご自分の言葉で説明していただくような回答形式にしました。

みなさん、しっかり丁寧にご回答してくださっていました。

特にUSCPAの勉強をやめた理由については、「大変な思いをされたのだな」と心が痛むご回答もありました。

 

 

3.USCPAをあきらめてしまった人への調査の結果

USCPAをあきらめてしまった人への調査の結果

USCPAをあきらめてしまった人へのアンケートの結果ですが、匿名とはいえ、アンケートの回答を1件ずつ公表するのは避けます。

アンケートの結果からわかったことをまとめてお伝えしますね。

 

USCPAをあきらめてしまった人へのアンケート調査の結果からわかったこと

  1. 資格も経験もあっても、合格できるとは限らない
  2. 「USCPAで人生が変わる」と思ったが甘くなかった
  3. 勉強を始めてからUSCPA試験が自分に合わないと気付く
  4. 家族の理解が得られないと続かない
  5. 再受験が容易に→受験回数増→受験料増→撤退
  6. コロナ禍は学習にプラスにもマイナスにも影響

 

(1)資格も経験もあっても、合格できるとは限らない

不合格になる人は、会計初心者(簿記の資格なし、経験なし)の人が多いのかと思ったのですが、そのようなことはないようです。

 

簿記1級まで持っていて、英語も得意、仕事も完全に会計職ではなくても、経営企画や銀行員といった近い職種の方でさえ、USCPAの勉強を続けることをあきらめてしまっています。

みなさん2年以上は勉強を続け、複数回受験もしています。

突然思い立って畑違いの資格に手を出したというわけではないですし、仕事と勉強を両立してがんばったけれど合格できていません。

 

時間・労力・費用の面でUSCPAの勉強を続けるのが難しくなってしまったため、あきらめたということのようです。

あきらめることになったのは「勉強の長期化」が一番の原因だと思います。

短期間で合格できるような勉強方法をとり、1年や1年半くらいでの合格を目指せれば、結果は違ったのではないかと思っています。

 

(2)「USCPAで人生が変わる」と思ったが甘くなかった

「USCPAで人生が変わる」と思って勉強を始めという、若手の営業職の方も多かったです。

 

営業職は給料が安く専門性がないため、USCPAになれば専門家として働け、高給取りになれると思ったということです。

ですが、仕事が忙しく、勉強と仕事の両立がうまくいかず、勉強を途中でやめてしまったということのようです。

 

転職目的の勉強で現在の業務とは関係がないので、会社にはUSCPAの勉強をしていることは話していないでしょう。

日中はUSCPAと関係のない仕事をし、夜遅くなってからUSCPAの勉強をするとなると、体力的にも精神的にもつらいということもあるのではないでしょうか。

 

今回のアンケートでは、人生を変えたいという理由で勉強を始めた方たちは20代でした。

たしかに、USCPAを取れば営業職から転職できるとは思いますが、30代ではおすすめできません。

いくらUSCPA資格があっても転職では成功できるとは限らないと考えています。

 

年齢と実務経験がUSCPAの転職成功を左右するでしょう。

USCPAの転職 実務経験のある・なし、20代・30代・40代でどう違う?
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(3)勉強を始めてからUSCPA試験が合わないと気付く

USCPAの勉強を始めてから、USCPA試験の勉強が自分に合わないと気付きやめてしまったという方もいました。

 

一番短い方で、3か月の勉強でUSCPA試験の勉強が自分に合わないと思い、あきらめてしまっていました。

その方の場合は、簿記1級までもっていましたが、早い段階でUSCPAが合わないと思ってしまい、英語も会計も苦手意識が出てきてしまったそうです。

また、自分に合わないと途中で気が付きながらも、3年半も勉強を続けたという方もいました。

 

USCPAを始める前に、USCPAの勉強が自分に合うかどうか確かめた方がいいでしょう。

簿記検定は自分に合っても、USCPAは自分に合わない場合があります。

 

ですので、BATIC(国際会計検定)という「英語×会計」の勉強をしてみて、自分に合っているか確かめてみてもいいと思います。

USCPA試験合格に必要な英語力と会計知識【アドバイスあり】

 

注:検定自体は終了していますので、テキストと問題集を買って勉強してみるだけで受検はしなくていいです。

 

(4)家族の理解が得られないと続かない

ご家族が、初めはUSCPAを勉強することに反対していなかったけれど、途中から「いつまで勉強を続けるのか?」と風当たりが変わってしまったという方もいます。

「USCPAなんて時間の無駄」と言われるようになってしまったことを考えると、もしかしたら、最初からご家族の理解が得られていたとは言えないのかもしれません。

 

ご家族が応援してくれないと、USCPAの勉強を続けるのは難しいです。

USCPAの勉強を始める前に、ご家族(必要なら、ご両親や会社関係者)に、USCPAになりたいので応援してくれるよう、できる限り説明や説得に努める必要があるでしょう。

さらに、USCPAの勉強中にも、勉強をさせてもらえていることに対して、周りに感謝を示したいものですね。

 

(5)再受験が容易に→受験回数増→受験料増→撤退

USCPAの試験制度が変わり、現在は不合格になってもすぐに再受験できるようになっています。

 

以前は、一度不合格になったら、次のWindow(1年が3か月ごとに4つのWindowにわかれていました)まで待たないといけなかったのですが、現在は数日まてば再受験できます。

注:2024年に新USCPA試験になりますが、2024年はまたWindowごとの受験になります。

 

60点代以下で不合格なら、しっかり勉強してから再受験するのでしょうが、73点とか74点で不合格の場合は、すぐに再受験してしまいます。

そして、またギリギリ不合格となります(最近は、再受験で点数が下がる人も増えているように感じます)。

惜しい点数なので、運よく自分の得意な問題が出題されれば合格できるかもと、すぐに再受験したくなってしまうわけです。

 

1回10万円くらいする受験料を繰り返し繰り返し支払い(ツイッターでは「NASBAへのお布施」などと揶揄されています)、金銭的に厳しくなってUSCPAの勉強自体をやめてしまうということにつながっています。

すぐに再受験できる今の試験制度のマイナス面だと思うので、無駄に受験料を払い金銭的に逼迫しないように気をつけたいものですね。

 

(6)コロナ禍は学習にプラスにもマイナスにも影響

コロナ禍の中で自宅勤務が増え、残業や仕事の付き合いが減り、勉強時間が確保できるようになったので合格できたという声を聞きます。

ですが、今回、反対にコロナ禍のせいで業務変更があり、業務負担が増えてしまい、勉強時間が思ったように確保できなくなってしまい、USCPAをあきらめたとご回答をくださった方がいました。

勉強時間が少なくなってしまっただけではなく、USCPA予備校に通学して講義を受けていたのに、オンライン講義に切り替わってしまい、自宅では集中できなくなってしまったともご回答に書かれていました。

ただ、この方の場合は、全回答者の中で唯一「今後USCPAの勉強を再開する予定がある」とご回答いただいており、業務が一区切りついたら勉強を再開したいとのことです。

早く予備校での講義が再開することも願っています。

注:アビタスは、予備校での講義が再開しました!

 

 

4.USCPAをあきらめることにならないためには

USCPAをあきらめることにならないためには

USCPAをあきらめることにならないためのコツですが「短期合格を目指す」に限るかと思います。

 

長期間勉強をすると、まず、自分の周りの環境が変わる可能性が高くなります。

家族は「いつになったら合格するの?」と応援する気持が続かなくなるでしょう。

仕事も業務の担当が変わったりして、勉強時間が取れなくなるかもしれません。

 

なによりも、自分自身の勉強へのモチベーションが続かなくなります。

「いつまで勉強を続ければ合格できるの?」と不安になるでしょう。

 

短期間で合格するのがえらいというわけではありません。

ですが、短期間での合格が撤退のリスクを減らすので、短期合格を目指すべきだと思います。

なるべく短期間で合格できるようなスケジュール設定と勉強方法の採用がポイントでしょう。

 

そして、短期間で合格できるようなUSCPA予備校を選ぶのが最大のポイントです。

確実に合格したいのであれば、短期合格が可能なアビタスを選ぶことをおすすめします。

 

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これからUSCPAに挑戦を始める方は、どこは『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』というあなた向けの本を出していますので、参考にしてくださいね!

 

 

以上、「【調査】米国公認会計士(USCPA)をあきらめた人にアンケート!なぜ挫折?」でした。

困った君
困った君
会計初心者ではなくても、USCPAに合格できてないと聞くと、自分も受けても大丈夫か不安になってしまうな。

USCPAを受けると決める前に、何に気をつけたらいいかな。

どこ
どこ
自分にとって一番合うUSCPA予備校を選ぶことだと思うよ。

どのUSCPA予備校を利用するとしても、合格はできるけど、合格までかかる期間が違うように感じるよ。

勉強が長期化すると、自分のモチベーション維持だけではなく、家族などの目を気にして勉強を続けることが難しくなってしまったりするので、なるべく短期間で合格できるようにした方がいいね。

ボリュームがあって時間はかかるけど、深く理解できるような教材よりは、大事なことがコンパクトにまとまっていて、短期間でサクッと合格できるような教材を使うのが、途中でUSCPAの勉強をあきらめないですむポイントだと思うよ。

アビタス元受講生だから褒めるわけではないけれど、アビタスの教材は短期間で合格できるように作られているので、USCPAを受けると決めた場合は、アビタスをUSCPA予備校の第一候補にしてほしいな。

2024年1月から新USCPA試験開始!

今後は、新試験に合わせた教材を使わないと合格が難しくなりました。

 

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