でも、どんな副業があるのか分からないし、どうやって副業を始めればいいのか分からなくて困ったな。
USCPA合格後、USCPA資格を活かした副業を色々としてきたよ。
USCPAにおすすめの副業、副業の始めかた、副業する際に気をつけたいことを紹介するね。
USCPA(米国公認会計士)に挑戦していない場合「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
USCPAは受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
おすすめのUSCPA予備校はアビタスです。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かし方・USCPA短期合格のコツも記載しています。
【USCPAの副業入門】USCPA資格が活かせるおすすめ副業4種類
USCPAにおすすめの副業をご紹介し、どのように始めればいいのか、何に気をつけるといいのか解説していきます。
この記事は、以下のような方のお役に立ちます。
当記事がお役に立つ方
- USCPA(USCPA学習者)として副業がしたい方
- USCPAの資格を活かした副業にはどのようなものがあるのか知りたい方
- 副業を始める際に大事なことが知りたい方
USCPA(米国公認会計士)で副業をしている方は多いのではないでしょうか。
おそらくUSCPAは、比較的要領が良く、色々なことにチャレンジするタイプの人が多いからだと思います。
実際に、本業に加えて副業にも熱心に取り組み、充実した生活を送っているUSCPAを何人も知っています。
副業をしているUSCPAのみなさんは、本業では得られない知識、経験、スキル、人脈を獲得し、本業にも還元しています。
副業は、企業で働くUSCPAにとっても、USCPAを雇用している企業にとっても、双方にとって大きなメリットがあると言えるでしょう。
どこもUSCPAとして色々と副業をやってきましたよ。
USCPAのおかげでBIG4監査法人で採用。
さらに色々なチャンスをもらってきた。・会計文書翻訳
・NGO会計顧問
・USCPA書籍出版
・会計セミナー講師
・ビジネス英会話講師USCPAはまだまだニッチ資格だからこそ需要がある!
人生大逆転とは言わないけど、確実に人生が好転する資格😊— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) July 4, 2023
USCPAとして、本業と副業をうまく組み合わせてきたと自負しています。
副業をこれから始めたいと考えているUSCPAが多く感じたため「USCPA向け副業入門」を書くことにしました!
USCPA向け副業入門
- USCPAにおすすめの副業をやる
- 本業の経験を副業に活かす
- 副業の経験を本業に活かす
- 本業でも結果を出し年収アップ!
この順にやれば、副業と本業で最大限稼げるようになる!
USCPAが副業をする際のポイントは、本業とのシナジー効果が高い副業を選ぶこと。
本業で毎日8時間学んでいる内容を副業に活かせると、本業も副業もどちらも成功!
年収を最大化できる一番有効な方法です。
このように書いてしまうと、副業がハードルの高いものに感じてしまったかもしれません。
ちょっとしたお小遣い稼ぎくらいに思って始めればいいと思いますよ。
それでは「USCPA向け副業入門」を具体的に見ていきましょう。
1.USCPA資格が活かせるおすすめ副業4種類
USCPAにおすすめな副業は、どのようなものでしょうか。
たとえば、終業後や週末に、コンビニやファミレスで働くといった、時間を切り売りする「労働集約型」の副業は、USCPAがする副業としては、おすすめできません。
スキルや知識が積み上がっていかないからです。
USCPAがする副業としておすすめなのは、自分をブランド化して、自分の名前でやっていけるような仕事。
そして、自分の本業や今までの経験を活かせる仕事です。
具体的にUSCPAにおすすめな副業は、以下の4種類です。
USCPAにおすすめの副業4種類
- 会計資格試験の指導、会計の講義
- 書籍や記事などの執筆
- 会計サポート
- 会計文書の翻訳
(1)会計資格試験の指導、会計の講義
USCPA予備校、大学の会計学部、企業などで、USCPAの受験指導、英文会計の講義、簿記や会計実務の指導をするといった副業があります。
たとえば、USCPA予備校で講師をしたり、学習カウンセリングをしたり、教材開発をするといった仕事は、USCPAだからこそできる副業と言えます。
ちなみに、某USCPA予備校は、USCPA向けの求人をよく出していますね。
どこの知り合いのUSCPAの方は、副業として、自分で会計スクールを設立し、主にBATIC(国際会計検定)の受験対策をしていました(残念ながらBATICは2022年に終了してしましたが)。
本業でも、新入社員への英文会計の指導をしており、その知識と経験は、本業の会社側にも喜ばれているそうです。
オンラインラーニングのプラットフォームで、USCPAの知識を活かした講座配信をしている方もいます。
おそらく最も人気、かつ有名なオンラインラーニングのプラットフォームは【Udemy】です。
ちなみに、Udemyは、教える側としてだけではなく、習う側として利用するのもおすすめです!
(2)書籍や記事などの執筆
また、会計関連の書籍を出版したり、雑誌やネットに会計関連の記事を寄稿するといった副業があります。
BIG4監査法人で働いていたとき、同じ事業部で、会計の専門書を出版している人がいました。
また、どこの知り合いのUSCPAの方は、雑誌で海外税務のコラムを連載していました(そして、名前が売れたところで、有料セミナーも開催していました)。
どこも『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』を中央経済社さんより出版しています。
また「会計人コースWeb」さんのインタビュー、英文会計の記事執筆、おすすめの本の紹介記事執筆などをお受けしてきました。
さらに「ZUU Online」さんの記事でUSCPAの本を取り上げていただいたり、週間ダイヤモンド誌にも掲載していただきました。
ビジネス書の出版については、以下の記事も参考にしてください。
今は、Kindleでの出版(電子出版)や、noteというプラットフォームでの記事の有料販売などの道があります。
USCPAも勉強法の有料記事を書いて販売している方が増えてきましたね。
「書いたものを個人で売る」という副業は、比較的ハードルが低いと思います。
現時点では、AmazonのKindle Unlimitedを利用するのが、電子書籍の出版で儲けられる唯一の方法だと思います。
まだKindle Unlimitedを利用していない方はいますか?
どのような電子書籍がよく読まれる(購入される)のか研究するためにも、まず登録してみてください。
たった月額980円とお得ですし、30日間は無料です。
もしも続けない場合は、30日間で忘れないように解約してくださいね。
電子書籍の出版については、以下の記事も参考にしてください。
おすすめのビジネスKindle本を紹介しているので、こちらも参考にしてください。
(3)会計サポート
記帳を代行したり、会計のアドバイスをするといった副業があります。
色々なプラットフォームがあるので利用すれば、記帳代行や会計アドバイスの仕事がみつかります。
会計サポートができるプラットフォーム
➀スキルマーケット【ココナラ】
たとえば、ココナラというプラットフォームがあります。
士業の方々が登録して、スキルを売っています。
USCPAの場合は、英文財務会計の質問に答えたり、英文決算書の読み方を指導するなど、スキルを提供したい人たちが登録しています。
たとえば「USCPA」で検索すると、USCPA試験対策をしてほしいという仕事がみつかりました。
このように仕事を探してもいいですし、自分からできることを出品してもいいでしょう。
ちなみに、どこも出品していますよ(とはいえ、忙しくてほとんど閉めたままですが)。
➁クラウドソーシング【クラウドワークス】
また、クラウドワークスなどもいいでしょう。
登録自体は無料なので、自分のプロフィールを登録しておき、依頼者からの連絡を待つか、募集案件を探します。
報酬や期日などの条件が合えば、自分から応募するなどの使い方ができます。
USCPA(米国公認会計士)やEA(米国税理士)の方も、多く登録しています。
たとえば、USCPA試験の勉強の指導、会計・経営・内部統制のコンサル、税務相談など。
(4)会計文書の翻訳
会計文書を翻訳するといった副業もあります。
会計文書の翻訳については、翻訳会社に登録し、トライアルに合格すると仕事がもらえます。
翻訳者の求人は、翻訳者ネットワーク【アメリア】からが探しやすいです。
USCPAは英語と会計ができますので、翻訳の仕事が得られやすいです。
どこは、このアメリアで翻訳の仕事を探しました。
USCPAとして会計関係の翻訳の副業をやってきましたので、ぜひ参考にしてください。
会計サポートや会計文書の翻訳ができるプラットフォーム
このようなプラットフォームに登録して、仕事を見つけてみてください。
2.USCPAが副業を始める際に大事なこと
USCPAが副業を始める際に大事なことも、確認していきましょう。
USCPAが副業を始める際に大事なこと
- 本業の企業の副業への姿勢を確認すること
- 副業のメリットを明確にすること
- 「本業」×「副業」で年収を最大化するという視点を持つこと
(1)本業の企業の副業への姿勢を把握すること
USCPAが副業を始める際に大事なことの1つ目として「本業の企業の副業への姿勢を把握すること」があります。
副業を認めたり、副業を推進している企業が最近は増えてきています。
とはいえ、まだまだ副業を禁止していたり、表向きは副業を認めていても、副業をあまり快く思っていない社員が多かったりする企業があります。
ですので、まずは、本業の企業について、副業の状況を把握しておくと良いでしょう。
本業の企業内の状況を把握する
- 「就業規則」での副業の取り扱い
- 副業をしている社員が、どのくらいいるか
- 副業をしている社員が、副業をしていることをどのくらい公言しているか(本名で副業をしているか、など)
「就業規則」で副業が禁止されているとしても、法律的に副業を禁止する拘束力はありません。
よって、副業自体は可能です。
また、厚生労働省の「モデル就業規則」も、2018年に「勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」と変更になっています。
「副業が当たり前」の時代になりつつあると言えますね。
とはいえ、副業が本業に悪影響を与えた場合、減給・降格・解雇といった懲戒処分を受ける可能性があります。
本業への悪影響
- 企業情報を漏らす(守秘義務違反)
- 同業他社で働いてしまう(ライバル関係になり、会社に不利益をもたらす)
- 副業の疲れから、本業がおろそかになる
本業へ悪影響がないように注意しましょう。
副業をしていることを本業の企業に知られたくない場合
副業をしていることがバレるのは、主に以下の2つからといわれています。
- 儲かっているので社内の人に自慢してしまう。
- 副業で収入が増え、住民税も増え、人事に気が付かれる。
儲かっていて自慢をしたくなるのはわかりますが、得なことは1つもありませんのでやめましょう。
住民税は徴収方法に気を付ければ、人事も気が付きません。
副業バレしない住民税の徴収方法については、以下の記事を参考にしてください。
(2)副業のメリットを明確にすること
USCPAが副業を始める際に大事なことの2つ目として「副業のメリットを明確にすること」があります。
副業は、単に収入が増えることだけがメリットではありません。
もちろん、成功すれば収入は青天井で伸びて、自分のビジネスですので利益は全部自分に入りますが。
副業にはどんなメリットがあるかを明確にして認識しておけば、どんなに本業と副業で忙しくなっても、副業を続けるモチベーションになるでしょう。
副業のメリット
- 個人のブランド化
- 本業でのマーケットバリューの向上
- 収入源の増加
①個人のブランド化
副業のメリットの1つ目として、USCPAという資格を活かして副業をすることで、自分自身をブランドにすることもできます。
企業で働いていると、企業の名刺を持って、企業の一員として働くので、何か成果を上げられても、成果は企業に帰属します。
ですが、あなたが副業で自分の名前で仕事をすれば、成果はあなた自身の評価となり、あなた自身がブランドになっていきます。
②本業でのマーケットバリューの向上
副業のメリットの2つ目として、本業でのマーケットバリューの向上が期待できます。
副業において、本業では経験できない仕事をやったり、本業では関わらない人に会えることにより、その経験や人脈は、本業でも活かせるようになります。
そうなれば、本業の企業で高い評価が得られるようになるでしょう。
さらに、もっと良い企業に転職したり、独立起業することも可能になります。
③収入源の増加
副業のメリットの3つ目として、収入減の増加が挙げられます。
副業の収入があれば、本業の企業が倒産してもすぐに困ることはありません。
クビになってもかまわないと考えられるようになり、上司の顔色をうかがって仕事をする必要がなくなります。
本業の収入しかない場合に比べ、心の余裕が違ってくるので、結果的に、本業にも良い影響が出ます。
- 企業に勤めるということは、「自由な裁量」を放棄することです。
- 企業はあなたがやりたいことをかなえるために存在するのではないので、「やりたいことをやらせてもらえない」と不平不満を言うのは間違っています。
- 副業というのは、自分のビジネスを作って、「自由な裁量」をもつことです。
- 本業でやりたいことができないのなら、副業で自由にやれば良いでしょう。
(3)「本業」×「副業」で年収最大化の視点を持つこと
USCPAが副業を始める際に大事なことの3つ目として「本業×副業で年収最大化の視点を持つこと」があります。
USCPAの場合は、どんな副業を選ぶか考える際に、「副業」をすることにより、どれだけ「本業」にも大きなシナジー効果があるかを念頭に置くと良いでしょう。
突然何か新しいこと(たとえば、いま流行りのプログラマーなど)を始めるのではなく、本業や過去の経験などを活かすのがおすすめ。
「副業」をすることで「本業」に良い影響を与え、「本業」で活躍する。
そして、その経験を「副業」に活かすというプラスのサイクルを作る。
その結果として、生涯年収を最大化するのが理想的でしょう。
「本業」×「副業」で年収を最大化する
ただし、「副業」は、「本業」がしっかりできていることが前提です。
「本業」がゼロでは、いくら「副業」をかけてもゼロのまま。
そもそも「副業」がしにくい会社に勤務しているとしたら「副業」ができないです。
それなら「本業」の年収をキープまたはアップさせて、さらに「副業」に理解のある会社に転職してしまうのもアリでしょう。
副業ができる年収の高い会社に転職!
たとえ今すぐ転職する気がなくても、転職エージェントに登録だけはしておいた方がいいですよ。
なぜなら、いざ転職したいということになったとき登録から始めると出遅れてしまうから。
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気になる求人をストックしておけば、転職したくなったときに必ず役立ちます!
- 「本業」×「副業」にすることで、「誰でも稼げる副業」ではなく「希少性の高い副業」をすることになり、ガッツリ稼げるようになります。
- 「本業」があるから「副業」で焦って稼ぐ必要がなく、時間をかけてスキルや知識を積み上げていけます。
まとめ:USCPAは本業×副業で収益を最大化!
USCPA資格が活かせるおすすめ副業について見てきました。
USCPAにおすすめの副業4種類
- 会計資格試験の指導、会計の講義
- 書籍や記事などの執筆
- 会計サポート
- 会計文書の翻訳
ネット上のツールやプラットフォームを利用すれば、気軽にすぐ副業を始められます。
USCPAが副業をする手段
講座配信をする☟
スキルを提供する☟
翻訳の仕事をする☟
電子書籍を売る☟
副業可能な年収の高い企業に転職する☟
翻訳の副業についてはこちら☟
電子書籍出版の副業についてはこちら☟
「本業」を元手に、USCPAとしての知識とスキルを活かした「副業」をして、年収を最大化してみてくださいね。
以上、「【USCPAの副業入門】USCPA資格が活かせるおすすめ副業4種類」でした。
どんな副業が自分に合っているか、考えてみるね。
将来のキャリアまで踏まえ、何を副業にするか戦略を持って決めるといいね。
副業は「人が知りたい情報を提供すること」と「人が困っていることを解決すること」の2つを心がければ、うまくいくと思うよ。
USCPAという資格を活かした副業では、本業がベースにあるので、まずは本業をしっかりやって、本業を最大活用できる副業にも取り組んでみてね。
「本業」×「副業」で生涯収入を最大限にするという考え方は、以下の本を参考にさせていただいています。
「転職」についても非常に参考になりますので、一読なさることをおすすめします。
「USCPAの転職」については、こちらの記事も参考にしてください。