受験当日、どのような流れになるのか分からなくて、困ったな。
受験当日の流れと、知っておいた方がいいと思うことを、ご紹介していくね。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かし方やUSCPA短期合格のコツも記載しています。
まだUSCPAの勉強を始めていない場合は「USCPAの始めかた」も参考にしてください。
USCPA受験当日の流れを5つに分けて解説!知っておきたいことも
USCPA受験当日のイメージトレーニングをしておくことは大切です。
初めて1科目目の受験をする場合は特に。
ここでは5つに分けて受験当日の流れを解説します。
併せて知っておきたいことも紹介しますので、USCPA合格を勝ち取ってくださいね。
USCPA受験当日の流れ
- 家または宿泊先を出発する
- テストセンターに向かう
- テストセンターに到着する
- チェックインし試験会場内に入る
- 試験を始める
1.家または宿泊先を出発する
USCPA受験は、家または宿泊先を出発するところから始まっています。
当日は、試験会場で脱着できる服を着ましょう。
プロメトリックに確認したところ、上着は着用した状態で中に入り、試験中に脱着可能だそうです。
ポケットが多い服は、試験会場でのセキュリティーチェックに時間がかかりますので、避けましょう。
また、結婚指輪と婚約指輪以外のジュエリーや、クリップ、コーム、バレッタ、ヘッドバンド、タイクリップ、カフスボタンなども、試験会場での着用が禁止されていますので、最初からつけていくのはやめましょう。
忘れ物が無いことが確認できたら、家または宿泊先を出発しましょう。
USCPA受験当日の持ち物リストは、以下の記事を参考にしてください。
2.テストセンターに向かう
USCPA試験の試験会場(テストセンター)に向かいましょう。
日本でUSCPA受験ができるのは、御茶ノ水ソラシティと大阪の中津センタービルの2か所のプロメトリックテストセンターです。
御茶ノ水ソラシティーテストセンター(5階)↓
大阪の中津試験会場(7階)↓
試験時刻の30分前までにテストセンターに着く必要があります。
30分前に着かず試験が受けられなかった人がいますので注意しましょう。
どのくらいかかるのか逆算し、余裕をもって向かいましょう。
御茶ノ水ソラシティーテストセンター(アカデミア5階)への行き方
御茶ノ水ソラシティ外観の外観です↓
ソラシティアカデミア(右手の入口から入るので注意しましょう)↓
ソラシティアカデミアのエレベーター前(5階にプロメトリックがあるのが確認できます)↓
ソラシティアカデミアの5階(エレベーターから降りるとプロメトリックの案内があります)↓
プロメトリック入口↓
入口を入って右手にチェックインカウンターがあります↓
3.テストセンターに到着する
テストセンターに到着したら、いったん落ち着いて、チェックインの準備をしましょう。
試験会場でのチェックインを済ませると、試験開始時刻より前でも、試験開始となる場合があります。
準備が整ってからチェックインをした方が慌てないかと思います。
チェックイン前にしておきたい準備
- お手洗いをすませておく
- 不正を疑われないよう、ポケットの中などに何か入っていないか、確認する
- 試験会場内で着ない服は脱ぐ(コート、上着など)
- 時計をはずす
- NTS(受験票)とパスポートを出しておく
- 携帯を鞄にしまう(NTSを携帯の画面で見せる場合は、手にしておく)
- 耳栓を出しておく(持ち込みたい場合)
NTS(受験票)は、プリントアウトしなくても、携帯の画面で見せるだけでも大丈夫です。
ちなみに、試験会場内に持ち込めるのは、以下のものだけです。
試験会場内に持ち込めるもの
- パスポート
- 耳栓
- 貸出された物(鉛筆、A3用紙、電卓、ティッシュ、ブランケット)
- ロッカーキー
- 透明の容器に入った水
上着は持ち込めないので、着た状態で会場内に入ってください。
会場内での脱着は可能です。
ちなみに、靴は会場内で原則では脱げません(靴は脱げるか?という質問を受験生からいただくことが多いです)。
足を組むことはできますが、状況によっては怪しい動きと判断されることがあるそうです。
2023年5月から水の持ち込みが可能となりました。
ただし、透明の容器に入った水だけで、ペットボトルの水のラベルを剥がして持ち込むのが良いと思います。
準備ができて、いつでも試験が受けられるという状態になったら、チェックインに進みます。
4.チェックインし試験会場内へ入る
チェックイン後に、試験会場内(PCブース内)へ入ります。
多少、順番などは異なるかもしれませんが、以下のようなことをします。
チェックイン、試験会場内への流れ
- 名前を名乗り、NTS(受験票)とパスポートを係員に提示する
- マスクをずらして、本人確認をする(マスクをしている場合)
- ロッカーの鍵が渡される
- パスポートと耳栓(持ち込みたい場合)以外、持ち物をロッカーに入れる
- 休憩時間に飲み物やお菓子を食べたい場合は、鞄から出して、ロッカー内の取り出しやすいところに置いておく
- 順番が来るまでいったん席で待つ
- 名前を呼ばれたら、手の消毒をする
- 電卓を借りたい旨を伝える(言わなくても、貸してくれることもある)
- ティッシュが必要なら、借りたい旨を伝える(言わないと、貸してもらえない)
- 眼鏡、腕や足首、ポケットの中や、ズボンのすそなどに何か入っていないか、セキュリティーチェックを受ける
- 写真(「Test Day Photo」)を撮る
- 鉛筆とA3用紙が渡される
- 署名をし、入室時間を記入する
- 試験会場内へ入る
注)2021年6月7日より、コロナの影響により中止していた指紋とIDスキャンを復活させました。
NASBA2021年5月25日発表の「Biometric Procedures(生体認証手続き)」より。
席は決められていますので、指示に従って座りましょう。
☝プロメトリックサイトから写真をお借りしました。
5.試験を始める
試験会場内に入り、試験を開始します。
ですが、実際に試験を開始する前に、パソコンの画面上で、本人確認と試験科目の確認、「ポリシーステイトメントおよび機密保持契約、試験科目の情報」に同意する必要があります。
まず、本人確認と試験科目の確認をします。
本人確認と試験科目の確認
- パソコンの画面に、チェックインの際に撮影した顔写真が表示される
- 名前と受験科目が正しいか確認する
- NTS (Notice to Schedule:受験票)に記載されたSection IDを入力する
- 「Confirm」ボタンをクリックして、次の画面に進む
つぎに、「ポリシーステイトメントおよび機密保持契約、試験科目の情報」に同意します。
「ポリシーステイトメントおよび機密保持契約、試験科目の情報」が表示されます。
「ACCEPT AND BEGIN EXAM(同意し試験を開始)」をクリックし、試験を開始しましょう。
当たり前ですが、同意しないと受験できません。
試験会場内に入り、試験を開始してから、試験を終えるまでのパソコン画面上での試験の流れについては、こちらの記事が詳しいです。
以上、「USCPA受験当日の流れを5つに分けて解説!知っておきたいことも」でした。
これで安心して受験できるよ。
こちらに挙げたことを参考にして、自分なりにアレンジして、当日の行動リストを用意したり、頭の中でイメージしておくといいと思うよ。
ひとつでも心配ごとや、気になることを減らして、受験日は試験だけに集中できるように、事前準備をしておいてね。