せっかく受験しても無駄になるかもしれないと思うと、受験する決心ができなくて、困ったな。
お金も時間も使うから、USCPA試験に挑戦するからには、受験が無駄にならないと確信を持ちたいよね。
USCPA試験に挑戦したけど、途中で挫折して撤退することになった人を見てきた経験から、USCPAに向いてる人かどうかと無駄になる人の特徴をご紹介するね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
おすすめのUSCPA予備校はアビタスです。
USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かしかた・USCPA短期合格のコツを記載しています。
米国公認会計士(USCPA)が無駄になるのは?【あなたはUSCPAに向いてる?】
USCPA試験受験が無駄になるのはどんな人なのでしょうか。
USCPA予備校のスタッフから「受講生の中には、受験できる状態にすらたどり着けない人、科目合格はできるが期限内に全科目合格できず挫折してしまう人が一定数いる」と聞いています。
また、一部のUSCPA合格者から「USCPA資格を取ったのに、結局キャリアアップできなかった。USCPAにかけた時間は無駄だった」という声を聞きます。
以下のような人は、USCPA試験受験が無駄になる可能性があります。
USCPA試験に向いていないので、最初から手を出さない方がいいと考えます。
USCPA(米国公認会計士)試験受験が無駄になる人
- 合格にたどり着けない人
- 合格しても資格が活かせない人
USCPA試験受験が無駄になる人、USCPAはやめておいた方がいい人について、詳しく見ていきましょう。
無駄になる人1:合格にたどり着けない人
USCPA(米国公認会計士)試験受験が無駄になるのは、「合格にたどり着けない人」です。
結論から言ってしまいます。
以下のような人はUSCPA試験に合格するのは難しいです。
USCPA試験に合格するのが難しい人
- 最短コース:1年間、平日は2時間、週末は5時間、勉強できない人
- のんびりコース:2年間、平日は1時間、週末は5時間、勉強できない人
「会計知識」も「英語力」もある場合を想定しましたので、どちらかしかない場合、または、どちらもない場合、さらに勉強時間が必要になります。
また、独学をする場合も、会計知識と英語力がある程度あるので独学しようと考えるのでしょうが、それでもさらに勉強時間が必要になると考えましょう。
USCPA試験は、「働きながら受験しやすい試験」と言われていますが、現実としては、仕事と勉強を長期間にわたって続けていくので、かなりキツイです。
受験を決意してすぐは、やる気いっぱいで毎日がんばれますが、忙しくなると(経理職など、月次・四半期・年次決算と、忙しい時期と暇な時期の大きな波があります)、勉強がストップしてしまいがちです。
USCPA試験は、1科目合格してから1年半以内に全科目(4科目)合格しないと、合格から1年半を経過した科目の合格が無効になってしまいます。
働きながら1年半という制約内で全科目合格させるには、忙しくても勉強をストップさせない必要があります。
USCPA試験を受験するという決意をする前に、自問したいポイント
- 「会計知識×英語力」は自分にありますか?
- USCPAの予備校に入学して、1年間から2年間、平日は1時間か2時間、週末は5時間、勉強し続けられますか?
自分の「会計知識×英語力」で、USCPA試験の勉強を1年から2年間続けて、合格にたどり着けそうでしょうか。
ネットでUSCPA合格者の意見などを読んでも、自分とまったく同じバックグラウンド(会計知識、英語力に加えて、学歴や、経理経験など)の人などいないので、判断するのは難しいです。
ですので、自分の「会計知識×英語力」に自信が無い場合は、BATIC(国際会計検定)の勉強をUSCPAの勉強の前にしてみることをおすすめしています。
BATICの勉強が合っていれば、「会計知識×英語力」の勉強が嫌ではないということになります。
そうならば、USCPAの勉強が続けられ、あなたは「USCPA試験に向いている人」ということが言えます。
無駄になる人2:合格しても資格が活かせない人
USCPA(米国公認会計士)試験受験が無駄になるのは、「合格しても資格が活かせない人」です。
ズバリ言ってしまいます。
このような人は、USCPA試験に合格しても、資格を活かすのが難しいです。
それは、「経理や財務の経験がない人」です。
ただし、これから大学を卒業する新卒者や、20代半ばくらいまでの人は除きます。
30代以降で、経理や財務の経験がない人がUSCPAの資格を取っても、取っただけのメリット(年収アップなど)がない場合が多いです。
USCPAの資格が活かせる人
- 経理職や財務職の人が、キャリアアップのために取る場合、メリットが大きいです。
- 営業職や技術職などで、年齢が20代半ば以降の人が、キャリアチェンジのために取る場合は、かなり慎重になった方が良いです。
せっかくUSCPA試験に合格したのに、特にメリットがないのならば、せっかくの資格が無意味になってしまいます。
このような残念なことにならないために、USCPA試験を受けると決める前に、転職エージェントにキャリアについて相談をしておくことをおすすめします。
少なくとも、USCPA試験合格後に、USCPA合格が無駄だったという事態は防げます。
受験する決意をする前に、転職エージェントに相談しておきたいこと
- USCPAを取ったら、どのようなキャリアアップが見込めるか(☜キャリアアップのために受験を考えている場合)
- USCPAを取った場合と取らなかった場合で、どのくらいの違いがあるか(☜キャリアチェンジのために受験を考えている場合)
USCPA資格を取ってもキャリアアップにつながらないのなら、受験はやめておいた方がよいです。
また、大したメリットがないのならばコスパが悪いので、受験をするか再考の余地があるでしょう。
USCPA受験を決意する前に、キャリアの相談をしてはいけない先は、この2つ
- USCPAの予備校
- USCPAの予備校系列の転職エージェント
受講生を増やすため「USCPAを取った方がキャリアアップできる」「メリットが大きい」という結論に必ずなります。
USCPA受験を決意する前に相談しておきたい、おすすめ転職エージェント
USCPAの予備校と関係のない転職エージェントに相談をして、第三者の公平な視点でアドバイスをもらってから、USCPA試験の受験を決めましょう。
USCPAに向いているか?のよくある質問
最近、USCPAに向いているかについて、同じような質問をいただくので最後に補足します。
(1)USCPAは自分でも活かせるの?活かし方は?
USCPAが活かせるかですが、USCPAの活かし方は、大きく分けると2つになります。
それは、転職しない場合と転職する場合です。
USCPA取得後のUSCPA資格の活かし方
(1)転職しない
(2)転職する
- 監査法人
- 税理士法人
- コンサルティングファーム
- 一般事業会社
- 海外就職・海外転職
転職しない場合より転職する場合の方が、USCPAが活かしやすくなります。
転職しない場合は、現職でUSCPAが求められていない場合も多いからです。
USCPAに合格しても、年収やポジションが上がるかわかりません。
USCPA合格後に勤務先から
費用回収できてますか?私の場合
日本の会計士合格は十数万円支給
USの場合は0でした上司にUSCPA取得費用70万くれと
話した所人事部に確認があり結果は業務命令でないから会社負担はしないが奨励金リストに新規追加するから数万円支給する
という微妙な回答でしたね
— コネドト (@win_fw) May 3, 2023
このように、USCPA取得にかかった費用が回収できないこともあります(反対に求められていれば、会社が費用を負担してくれます)。
詳しくは、USCPAのキャリア【USCPAの活かし方・使い道のまとめ】を参照してください。
(2)USCPA合格前に挫折しないか?
USCPA合格前に挫折しないかについては、一番ポイントになるのはどのUSCPAの学校を選ぶかです。
USCPAは独学は難しいので、以下の3校のUSCPA予備校のどれかで学習することになります。
プロアクティブという学校と大原という学校がありますが、新規受講生を募集していません。
USCPA予備校4校については、USCPA予備校を徹底比較!失敗しない学校選びも参照してください。
USCPAの学校の中では、アビタスをおすすめしています。
USCPA合格者、学習中の方へ質問です。
どの学校で勉強しました(勉強しています)か?— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) February 3, 2023
アビタス受講生は、なんと85%もいました。
以上、「米国公認会計士(USCPA)が無駄になるのは?【あなたはUSCPAに向いてる?】」でした。
そして、合格できるかはUSCPAの学校と相談していいけど、資格が活かせるかは転職エージェントと相談する必要があるわけだね。
受講生を増やしたいがために「資格が活かせる」という結論になるからね。
USCPAという資格を取得することは心からおすすめできるし、USCPAに挑戦する人が増えてほしいけど、残念ながら全員におすすめできるわけではないよ。
USCPA試験受験が無駄になるので、最初から手を出さない方がいいのに挑戦してしまう人が出ないよう願っているよ。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
おすすめのUSCPA予備校はアビタスです。
USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かしかた・USCPA短期合格のコツを記載しています。