税理士に挑戦しようと最初は考えていたけど、USCPAも気になりだしてしまって。
税理士に挑戦しようと思っていたけど、USCPAの存在を知り、税理士かUSCPAのどちらに挑戦するか迷う人は多いよ。
それに、USCPAと税理士のどちらかではなく、どちらも挑戦するという道もあるよね。
「USCPA×税理士」のダブルライセンスについてもお話しするね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
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USCPA資格の活かしかた・USCPA短期合格のコツを記載しています。
USCPAと税理士どっちがオススメ?ダブルライセンスもあり!
USCPAと税理士のどっちがおすすめなのか?
USCPAと税理士のどっちも取って、「USCPA×税理士」のダブルライセンスもあり?
実は「USCPAか日本の税理士のどっちがいいのか」という相談をいただくことが増えました。
- USCPA または 日本の公認会計士
- USCPA または 米国税理士(EA)
という質問が多かったのですが、
- USCPA または 日本の税理士
の質問も増えてきました!
- USCPA と 日本の税理士 どちらも
のダブルライセンスの相談まで増えてきています!
日本の税理士・税理士志望者も、USCPAが気になるという人が増えてきたようです!
「USCPAか税理士か」ではなく「USCPAも税理士も」になりつつあるのかもしれません。
どちらかというと「USCPAと税理士のどちらを先に受けるか?」になりつつある感じ?
USCPAと税理士のどちらに挑戦するか決める際に気になるのは「試験の難易度」と「将来性」ではないでしょうか。
USCPAと税理士のどっちがおすすめなのか?
- USCPAと税理士の試験の難易度から、どっちにがおすすめか考える
- USCPAと税理士の将来性から、どっちがおすすめか考える
USCPAと税理士について「試験の難易度」と「将来性」の2点から比較していきます。
ぜひ、USCPAと税理士のどちらが自分に合うか検討してみてくださいね。
USCPAと日本の公認会計士
USCPAと日本の公認会計士のどっちがいいの?どっちがおすすめ?
USCPAと米国税理士(EA)
USCPA(米国公認会計士)・USCMA(米国公認管理会計士)・EA(米国税理士)の比較 どの国際会計資格を取るといいのか?
【難易度から】USCPAと税理士のどっちがおすすめ?
USCPAと税理士の試験の難易度から、USCPAに挑戦するか、税理士に挑戦するか考えていきましょう。
USCPA試験と税理士試験の比較をしてみます。
USCPA 試験 | 税理士 試験 | |
➀試験日 | 自由に決められる(毎日) | 既に決められている(年1回、8月上旬) |
➁試験科目 | 4科目(FAR・AUD・REG3科目とBAR・ISC・TCPから1科目) |
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③合格までの勉強時間目安 | 1,000時間から1,500時間(1年から1年半) | 4,000時間(5年) |
④合格の有効期限 |
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⑤試験勉強のスタイル | 1科目ずつ勉強 | 1科目ずつ勉強 |
⑥合格率 | 43%から59%(2023年度) | 20%くらい(2023年度) |
USCPA試験については、以下の記事が詳しいです。
(1)USCPA試験は税理士試験より受験チャンスが多い!
USCPA試験は基本的には毎日受験可能です。
一方、税理士試験は年1回で受験日が決まっています。
USCPA試験はプロメトリックという試験センターでのコンピュータ受験なので、受験チャンスが多いです。
(2)USCPA試験は税理士試験より試験科目が少ない!
USCPA試験は4科目(必須科目3科目+選択科目1科目)です。
一方、税理士試験は5科目(会計学必須2科目+税法選択3科目)です。
よって、USCPA試験の方が試験科目が少ないです。
(3)USCPA試験は税理士試験より勉強時間が短い!
USCPA試験は合格まで1,000時間から1,500時間(1年から1年半)の勉強時間がかかるとされています。
一方、税理士試験は4,000時間(5年)と言われています。
よって、圧倒的にUSCPA試験の方が短い勉強時間で合格できることになります。
ただし、USCPA試験は英語での出題になるため、英語力により必要な勉強時間に大きなばらつきが出ます。
USCPA試験で必要な英語力については、こちらの記事を参考にしてください。
USCPA試験合格に必要な英語力と会計知識【アドバイスあり】
USCPAは英語に苦手意識があってもチャレンジできる?「苦手」を明確に
(4)USCPA試験も税理士試験も科目合格制
USCPA試験も税理士試験も科目合格制です。
ただし、USCPA試験は科目合格に有効期限があります。
USCPA試験の科目合格の有効期限については、2023年までの旧試験では、最初の科目に合格してから1年半でした。
ですが、2024年からの新試験では30ヶ月(もしくは36ヶ月)と長くなっていますので、有効期限はあまり気にしなくていいでしょう。
(5)USCPA試験も税理士試験も社会人受験生が多い
USCPA試験も税理士試験も、社会人が受験する場合が多いです。
それは、前述のようにどちらの試験も科目合格制を採用しており、社会人でも受験しやすいからでしょう。
仕事と勉強の両立が可能なので、多くの社会人が挑戦しています。
ちなみに、USCPA試験の受験生の多くは30代半ばくらいまでで、税理士受験の受験生は40代が一番多そうです。
(6)USCPA試験は税理士試験より合格率が高い!
USCPA試験の合格率は50%くらいです(ただし、米国人なども含めた受験者全体なので、日本人だけに限るともう少し低いです)。
一方、税理士試験は科目ごとの合格率が20%くらいです。
よって、税理士試験の方が合格までの難易度は高いと考えられるでしょうね。
USCPA試験の合格率は、詳しくはこちらを参考にしてください。
USCPA試験の本当の合格率を徹底解説!日本の受験生やUSCPA予備校ごとの合格率も
結論:合格可能性が高いUSCPAの方がおすすめ!
試験の難易度からUSCPAと税理士のどちらに挑戦するか判断していただきました。
結論からすると、USCPAの方がおすすめとなります!
「USCPAの方が合格しやすい」ということは理解していただけたと思います。
「英語ができれば」という条件は付きますが、USCPA試験の方が短期合格できる可能性が高いです!
どんな資格でも合格にたどり着けなかったら意味がないですよね。
試験の難易度から考えるとUSCPAの方がおすすめになります。
疑問点があれば、日本でシェアNo1のアビタスのUSCPA無料セミナーに参加してみてくださいね。
USCPAの概要がつかみやすいので、USCPA無料資料を請求してみてもいいでしょう。
【将来性から】USCPAと税理士のどっちがおすすめ?
USCPAと税理士の将来性から、USCPAに挑戦するか、税理士に挑戦するか考えていきましょう。
USCPA資格と税理士資格の比較をしてみます。
➀資格の活かし方 |
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➁年収 | 若くして年収1,000万円以上が可能 |
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(1)海外で働きたいならUSCPA、独立したいなら税理士
USCPA資格と税理士資格の活かし方ではっきりと言えるのは、海外で働くならUSCPAの方がいいだろうし、国内で独立したいなら税理士の方がいいだろうということくらいです。
USCPA資格があれば、日本の公認会計士のようにBIG4大手監査法人で採用されたり、英語力をアピールし外資系企業で採用されたりといったチャンスが得られます。
ただし、日本国内では独占業務権限がないため、USCPA資格単体だけで独立することはほぼ不可能でしょう。
USCPAという資格は、海外で高い評価が得られ海外で採用されます。
また、米国だけではなく、米国以外の相互承認している国で公認会計士として働くことも考えられます。
税理士という資格は、日本では税務の独占業務権限があるため、税理士登録で独立開業して税務業務ができます。
独立開業しなくても、事業会社で税務、財務会計、簿記などの専門知識を活かせます。
ただし、日本の税理士資格は日本の資格なので、海外で働く際には税務業務はできません。
また、税法は国で異なるので、海外で働く際にはその国の税法も学ぶ必要がありますね。
(2)USCPAの方が高収入(税理士は独立すれば高収入)
USCPAと税理士と簡単には収入が比較できないのですが、独立税理士でなければ、USCPAの方が高収入になる可能性が高いです。
USCPAは、英語力などでの差別化しやすいので、外資系企業やグローバル企業で高収入が得られる可能性が高いです。
会計ができるだけの人、英語ができるだけの人は日本にいくらでもいますが、会計も英語もできる人となると、グッとその数が減りますよね。
また、USCPAは米国の税務業務であれば、日本でも米国でもできます。
どこがいままでに知り合ったUSCPAもほとんどが、USCPA合格後にキャリアアップし、20代や30代前半で年収1,000万円を超えるような高給取りになっています。
1年頑張って勉強してUSCPAに合格すれば、若くして高収入が得られるようになります。
コスパがいい資格ですよね!
ただし、40代になってからUSCPAに合格しても、その年齢になると資格よりも実務経験やマネジメント経験が評価されます。
また、40代になっているとすでに年収が高くなっていますので、USCPAという資格は年収にそれほど大きなインパクトを与えず、コスパがいいとは言えないと思っています。
税理士の場合、平均年収が950万円くらい(賃金構造基本統計調査 令和2年賃金構造基本統計調査 )。
ただし、税理士の求人を見ていると、500万円から600万円くらいが多い印象です。
企業内税理士だと年収は低いですが、独立開業して一国一城の主となった場合、収入が高くなる可能性があるということでしょう。
知り合いの税理士でも、税理士事務所を開業し、年商が億を超えている人がいます。
結局のところ、税理士の場合、年収の中央値で考えると、1,000万円から1,500万円くらいに収まると考えていいでしょう。
難関の税理士試験を5年くらい勉強して突破する必要があり、合格者の年齢が比較的高い割には、税理士は年収が低いと正直思ってしまいます。
結論:コスパがいいのでUSCPAの方がおすすめ!
資格の将来性からUSCPAと税理士のどちらに挑戦するか判断していただきました。
結論からすると、USCPAの方がおすすめとなります。
「USCPAの方が差別化しやすくて高収入になれそう」ということは、おそらく理解していただけたと思います。
ただし「独立しない場合」であって、独立した税理士であれば、USCPAより高収入になる可能性があります。
USCPAでも税理士に挑戦すれば、国内でも独立できる可能性が出てきます。
また、税理士でもUSCPAに挑戦すれば、国内で差別でき、海外で活躍できる可能性が出てきます。
試験の費用や勉強時間がさらにかかるため、コスパがいいとは言えなくなってきますが、「USCPA×税理士」のダブルライセンスであれば、資格の弱いところを補足できることになります。
USCPAにしろ税理士にしろ、せっかく頑張って資格試験に合格したのでしたら、がんばった分の報酬が得られるように転職活動では気を付けるべきです。
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まとめ:日本で独立開業するのでなければUSCPAが税理士よりおすすめ!
USCPAと税理士のどちらがいいのか?おすすめなのか?
「試験の難易度」と「将来性」の2点から比較し、USCPAと税理士のどちらがご自分に合っているのか検討していただきました。
USCPAは、25歳から30歳くらいで、3年から5年くらいの実務経験がある社会人が、1年くらいの勉強期間で試験に合格。
そして、転職でキャリアアップして高収入が得られるとコスパ良し!
税理士は、コツコツ働きながら5年くらいの勉強期間で試験に合格。
30代後半くらいで独立開業するとなるとコスパ良し!
USCPAの場合は、若くないと資格が十分に評価されない可能性があります。
また、税理士は独立しないと頑張った甲斐があまりないように思えます。
これは、どこの個人的な考えです。
また、年齢、実務経験、目的により選択は変わってきます。
どこの場合は、20代でUSCPA資格を取りましたが、それは海外で働きたかったのもありますが、日本の公認会計士・税理士よりコスパがいいと思ったからです。
実務経験がなかったり、資格を取ろうと思ったタイミングがもっと遅かったら、決断が変わっていた可能性が高いです。
資格は単体で評価されるものではなく、特に年齢と実務経験が大きく影響します。
よって(これまでの&これからの)実務経験と合格時点での年齢を考慮し、USCPAと税理士のどちらが自分に合っているのか考えてみていただきたいです。
自分がUSCPAになった場合、どのような仕事が考えられるか、どのくらいの年収になるかが知りたければ「MS-Japan」に登録してみてくださいね。
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「色々考えたけれどUSCPAに挑戦したい!」という場合、どのUSCPA予備校で勉強するのか考えてみてくださいね。
基本的には、USCPAは独学は難しいので、USCPA予備校を利用することになります。
おすすめの予備校は、どこも通っていたアビタスです。
以上、「USCPAと税理士どっちがオススメ?ダブルライセンスもあり!」でした。
税理士に挑戦しようと思っていたけど、まだ20代だし、USCPAの方が自分には合っている気がするからUSCPAにするかも。
独立開業する気がない場合、英語力があればUSCPAにチャレンジ。
独立開業したい場合、少し時間がかかってもよければ税理士にチャレンジ。
色々な比較ポイントはあるけど、結局はこんな感じになるかな。
ぜひ、USCPAと税理士とどちらが自分に合っているか、いま一度考えてみてね。