問題の解きかたについては色々な情報があるけれど、テキストの読みかたについては情報がなくて困ったな。
USCPA試験は約1年で合格できたよ。
USCPA受験生から、USCPAのテキストはどう読めばいいのか質問をいただくので、効果的なテキストを読み方法を4ステップで紹介するね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
おすすめのUSCPA予備校はアビタスです。
USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かしかた・USCPA短期合格のコツを記載しています。
テキストの読みかたも含めた「USCPA試験の勉強法」については、こちらの記事も参考にしてください。
USCPAテキストの効果的な読みかた4ステップ
USCPAテキストの効果的な読みかたは4ステップ。
この4ステップに沿ってテキストを読めば、理解と記憶につながり、USCPA短期合格につながると考えています。
どこも、このステップでテキストを読んで、USCPA短期合格を果たしましたよ。
USCPAテキストの効果的な読みかた4ステップ
- テキストの目次を読む
- テキストの見出し・太字・図・表を読む
- テキストと問題を突き合わせる
- テキストの内容を自分に説明する
それでは、この4ステップを見ていきましょう。
ステップ1:テキストの目次を読む
テキストは目次から読み始めましょう。
テキストを初めて読むとき。
1ページ目からじっくり読んでいませんか?
それは、効率的・効果的な読み方ではありません。
最初に、テキストの目次を読み、テキストの全体像を把握することが大切です。
たとえば、ジグソーパズルをやるとき。
最初に、全部のピースを表向きにし、同じ色のピース同士を集め、端や角のピースで枠を最初に作るのではないでしょうか。
まず、全体像を把握し、わかるところから完成させていくでしょう。
わからないところは後回し。
テキストの読みかたも同じです。
新しい科目(たとえば、FARなど)を勉強するときは、勉強する科目の全体構造を把握し、それから各論にブレークダウンしていくのが効率的・効果的でしょう。
どこの場合は、ひと目で全体像がわかるように、目次をマインドマップ化しています。
マインドマップ化しないとしても、少なくとも目次の大見出しをハイライトして、頭に残るような工夫をすると良いのではないかと思います。
最初に、マインドマップなど、全体像がわかる「地図」を用意します。
そして、勉強中にその「地図」を参照すると、自分が全体のどこを勉強しているのか立ち位置がわかります。
さらに、復習の際にその「地図」を参照すると、自分が学んできたことが頭に入っているのか確認ができます。
- いきなり1ページ目から読み始めない。
- 目次を読んで、全体像を把握する。
- 目次から、全体像がわかる「地図」を作る。
- 「地図」は、進捗や理解度の確認に役立つ。
ステップ2:テキストの見出し・太字・図・表を読む
テキストの目次を読んで全体像を把握したら、テキストの最初から最後まで通しで読んでいきます。
ページをパラパラとめくり、見出し・太字・図・表などをテンポよく読んでいきます。
本文をじっくり読むのではなく、気になったところを速く読むのがコツです。
どこの場合は、フォトリーディングという読書法で、一定の速度を保って読みます。
フォトリーディングで読む際のポイントは、読み始める前に「なぜ読むのか」目的を明確にすることです。
USCPA試験のテキストを初めに読む場合は、読む目的を難しく考える必要はないでしょう。
「これから勉強を始める科目に少し馴染みたい、ご挨拶をして初対面ではなくなりたい」くらいでいいと思います。
目次の大見出しをハイライトした場合は、テキスト本文の大見出しにも同じ色でハイライトすると視覚的にリンクしやすいです。
ハイライトしながら大見出しだけ読んでいくと、頭に「とっかかり」のようなものができて、「ちょっとした顔見知り」くらいの距離感になります。
- テキストを通しで速く読む。
- テキストになじむつもりで、見出し・太字・図・表を読んでいく。
ステップ3:テキストと問題を突き合わせる
ここでやっとインプットからアウトプットの段階に移ります。
予備校の問題集、リリース問題(過去問)、サンプルテストを解きながら、テキストのどの箇所からの出題なのか突き合わせて確認します。
出題箇所を見つけたら、その箇所(もしくは近くの余白)に問題番号を記載します。
テキストより問題集の解説の方がわかりやすかったり問題集の解説にしか書いていないことがあったら、テキストに追記します。
USCPA予備校は、受験生に自分で追記してほしいので、わざとテキストに記載していない場合があります。
もし、問題集を解いていて、テキストに記載されていないけれど大事だと思うトピックをみつけたら、テキストの内容的に近いトピックの箇所に追記しておきましょう。
余白が足りなくて追記できないようでしたら、少し大きめの付箋に書いてテキストの該当ページに貼っておけばいいです。
つまり、問題集などを1回転させる間に、テキストを「出題データベース化」してしまうのです。
テキストを「出題データベース化」する過程は、特に理解と記憶に効果的。
その完成したテキストを使用することで、学習が効率的に進むようになります!
- 問題とテキストをリンクさせる。
- テキストに情報を一元化させる。
- テキストを「出題データベース化」してしまう。
ステップ4:テキストの内容を自分に説明する
USCPA予備校の問題集、リリース問題(過去問)、サンプルテストを1回解いて、テキストにリンクさせたあたりで、もう一度通しでテキストを読んでみます。
よく出題されているトピックについては1つ1つ「結局どういうことなのか」自分に説明してみるといいでしょう。
うまく説明できなければ、理解できていないということです。
どこは、大事なトピックについては、簡単に(1行から3行くらいに)要約し、テキストの上の余白に追記していました。
復習したいときや本番の試験の直前に、テキストの上の余白だけをパラパラ見ていきます。
テキスト全範囲の復習が10分くらいで終わるのでラクでした。
あまり出題されていないところは、サラッと読めばよいでしょう。
ダラダラ読まず、時間を決めて読んでいきます。
ポモドーロ・テクニックという時間術で、時間を意識しながら読むのがおすすめです。
- 自分に説明したり要約してみることが有効。
- 要約は、たとえばテキストの上の余白に書いておけば、パラパラめくって上の余白を見ていくだけで復習もできる。
- たくさん出題されているトピックについては理解を確かめ、あまり出題されていないトピックはサラッと読み、メリハリをつける。
以上、「USCPAテキストの効果的な読みかた4ステップ【理解と記憶につながる方法】」でした。
よく出題される箇所とあまり出題されない箇所と、メリハリをつけて読むことにするね。
まず全体像を把握したら、時間を意識してスピード感をもって大事なところを読む。
問題を解きながら大事な情報を集約した自分だけのテキストを作り上げる。
大事なところは自分に説明できるか確かめ、確実にテキストの理解と記憶をして進めてね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
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USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
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